そんな一言さえなく、
完成品に鉄筋を刺して帰ってしまう。
それほどまで品質や出来栄えに厳しい職人気質。
当時滋賀県でも数少ない一級建築士だった初代。
しかし彼の経営理念には技術に関する言葉はなく、
込められたのは「お客さまに信頼される仕事をする」という想い。
ただの技術集団ではなく「人間性のゆたかな集団」になるように、
そんな期待で社員を見つめ続けた。
1950 | 澤村工務店創業 官公庁の仕事を中心に信頼を得る |
1967 | 株式会社澤村設立 建設業の枠にとらわれない企業を目指し、 社名から「工務店」を外す。 |
1990 | 沢村ホーム株式会社設立 |
その一言を引き出すのが上手い、
周りを惹き込む引力のある人。
高島のまちづくりに目を向け、夢のような企画を
「計画性」と「足」で実現させ、
「地図にないまちづくり」を進めた2代目。
住宅事業やマンション事業、分譲地開発など、
民間の仕事を増やす一方で、
設計部門の内製化や当時最新CADの導入など、
設計施工一貫の基盤を築き上げた、
現場叩き上げの一級建築士。
1994 | 2代目 寛社長 就任 |
2001 | 自社住宅ブランド (現 SAWAMURA建築設計)の設立 |
2005 | 環の街プロジェクト始動 景観と安全性を追求した分譲地開発。 |
社員を褒められる、この言葉が一番嬉しい。
25歳で社長に就任。直後押し寄せた不況の荒波を
社員とともに乗り越えてきた3代目。
就任当初から見据えていたのは、
建設を通して人に寄り添うコンサルティング。
先代の作り上げてきた多角化企業を
さらにワンステージ上へ。
リブランディングしたSAWAMURAが、
関わるすべての方々のミライをひらく
きっかけとなるように。
ただハコをつくる「モノ」づくりから、
暮らしや営みをゆたかにする「コト」づくりを目指して。
2007 | 3代目 幸一郎社長 就任 |
2010 | リーマンショックから業績をV字回復 |
2011 | 敦賀スタジオ開設 敦賀エリアへの住宅部門展開 |
2018 | 本社オフィスリニューアル 大津オフィス開設 |
2019 | 新ブランドを発表 「きっかけを創造する」をミッションに掲げ、 滋賀県を代表するブランド企業を目指す。 |
2020 | 創業70周年創業100年目のSAWAMURAの姿を見据え さらなる躍進を誓う |
2022 | 京都オフィス開設 |