最終更新日:2018年06月28日
ミストファン
工場内勤務の熱中症対策で多くの現場で導入されているのが、マシンより噴射された微細な水粒子をファンで飛ばす「ミストファン」と呼ばれる機器です。
気化熱を発生させる細霧には、周辺温度を3~6度下げてくれる冷却効果により、工場現場で働く従業員の熱中症リスクを軽減するメリットがあります。
またミストファンの粒子に粉塵を吸着させられると、粉塵ダウン効果により工場内の環境を清潔に保てると言えそうです。
ウォータークーラー
工場倉庫で作業する人たちの負担軽減には、ウォータークーラー設置によって小まめな水分補給を促すこともおすすめとなります。
猛暑によって体内の水分が失われると、脱水からくる熱疲労によって頭痛や嘔吐、倦怠感などの症状がでてしまいます。
また熱中症にならなくても猛暑による集中力の低下は、出荷数や作業効率にも大きく関わってきますので、ウォータークーラーの設置によって冷たい水が飲める環境を作ることも忘れないようにしてください。
製氷機
猛暑の環境下で作業を行う工場倉庫の中には、休憩時間などに体を冷やす目的で製氷機を設置しているところもあります。
例えば、ビニール袋に入れた氷をタオルなどに包んで脇下や首筋にあてると、過酷な現場で上昇した体温を効率良く冷やせます。
また製氷機で作った氷やそのまま口に含むこともできますので、こうしたマシンをひとつ設置することで、幅広い角度から工場内勤務の熱中症対策が行えると言えそうです。
スポットクーラー
スポットクーラーは、持ち運びのできるエアコンのような機器です。
好きな場所で冷風を送れるスポットクーラーには、エアコンと同じように熱が発生するという難点もあります。
そのため、工場倉庫内でこの機器を設置する時には、排熱ダクトなどを設けて熱を逃す取り組みを必ず行なってください。
工業用扇風機
気化熱で体の温度を下げられる工業用扇風機も、非常におすすめ度の高いアイテムです。
工業用扇風機によって空気の流れを循環させると、澱んだ空気による不快感なども解消できます。
また多くのマシンや棚があることにより、エアコンによる冷風が行き届かない現場においても、工業用扇風機を使うメリットは非常に高いと言えるでしょう。
こうした製品の導入でお悩みの際には、さまざまな工場倉庫の施工実績のある専門店に相談をしてみてください。