最終更新日:2019年03月19日
危険物を取り扱う場合、危険物取扱者試験を受験して、危険物取扱者の資格を取得する必要があります。
ここでは危険物取扱者の試験についてまとめてみましょう。
危険物取扱者の資格とは?
危険物取扱者乙種は1~6種まで6つの資格区分があります。
仕事で危険物取扱者の資格が必要な場合、複数の資格区分を受験したいという人は多く、同時受験も可能となっています。
乙種の場合、1つの資格区分に合格すると試験科目が免除になるため、同時受験が可能なのです。
例えば危険物取扱者の1類と6類に属する危険物を同時に取り扱う必要がある場合には、1類と6類2つの資格区分を取得する必要があります。
乙種の場合には1つでも資格区分を取得すると試験科目の一部が免除され試験時間は35分に短縮されます。。
危険物取扱者試験を同時に受験するメリットとは?
危険物取扱者乙種の試験を同時受験すると1回の試験で2~3の類を取得することが可能です。
できるだけ早く、たくさんの類に属する複数の危険物を取り扱うようにするためには、効率よく受験できる同時受験がおすすめです。
同時受験できる人は、乙種の試験を1つ合格した人になります。
また乙種の別の類を受験する時だけ、同時受験が可能になります。
乙種と甲種の同時受験はできないので気を付けましょう。
危険物取扱者の同時受験を行う方法とは?
危険物取扱者の同時受験を行うには、まずは乙種を1つ取得しなければなりません。
乙種の試験には、危険物に関する法令、物理および化学、危険物の性質とその火災予防、および消化方法という3つの科目の学科試験になります。
乙種を初めて受験するという場合には、試験回数の多さ、勉強のしやすさから4類がおすすめです。
4類は資格を活用しやすく、合格すれば次の試験からは法令、物理・科学は免除されます。
同時に複数の受験をする場合、基本的にいくつの受験をしてもかまいません。
ただ試験時間が限られているため、多くの人は2~3つの同時受験の場合が多いでしょう。
おすすめの組み合わせとしては第1類と第6類です。
第1類は酸化性固体、第6類は液体で、どちらも不燃性なので勉強しやすいでしょう。
同時受験をする時には、同じ解答用紙が試験を受ける枚数分配られるので、書き間違いに注意する必要があるでしょう。