最終更新日:2018年10月10日
生産台数の大幅の変更や製造拠点となる地域の変更なので今まで使用していた倉庫や物流施設を使用しなくなる事もよくあります。
そのような時に使用していない建物を放置してしまうと固定資産税などの税金が発生してしまうので会社側としては経済的にデメリットになってしまいます。
最近ではコスト削減を重視している会社がほとんどなので使用しなくなった倉庫や物流施設も有効活用して対応しています。
そこでどのように有効活用しているのか紹介していきましょう。
この記事の監修者
株式会社澤村(SAWAMURA)
山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。
ワンルームマンション経営として有効活用
工場が所有している倉庫や物流施設は立地が良い地域にある事が多いので取り壊して賃貸物件を建設すると入居してくる事も多いです。
今までは結婚をして子供を作るのが主流でしたので家庭用のマンションの需要が高い傾向がありました。
しかし最近では晩婚化が進んでいて単身者が増えてきているのでワンルームマンションを建設すると入居者が多くなる傾向があります。
それでワンルームマンションを建設して物件のオーナーになれば不動産経営をする事が出来ます。
使用しなくなった倉庫や物流施設を取り壊しワンルームマンションを建設してから不動産経営するという活用をしている事も多いです。
複合商業施設を建設する
工場が所有している倉庫や物流施設は土地の面積が多いのでワンルームマンションを建設するだけだと土地が余ってしまう事もあります。
土地が余ると無駄になってしまう部分もあるので全体を活用する事が出来る複合商業施設を建設するのも一つの方法です。
複合商業施設を建設すると店舗がたくさん入りますし企業が事務所を構えられます。
その影響で全体が活気づくので経済の拠点にする事が出来るようになります。
また複合商業施設を建設する時は来場者用の駐車場が必要になりますが、土地の面積が広いのでしっかり対応する事も可能です。
最近では工場で使用しなくなった倉庫や物流施設が複合商業施設に変わっているケースもよく見かけます。
駐車場経営として有効活用
工場で使用しなくなった倉庫や物流施設を取り壊して新しく何かを建設する事で有効活用しようと考えますが、そのほかにも方法はあります。
例えば使用しなくなった倉庫や物流施設を取り壊した後に更地にしてしまえば大型の平面駐車場にする事が出来ます。
駐車台数も多くなるので駐車場経営をすると効率良く利益を生み出せます。
また近くにイベント施設がある場合だとイベント開催時にたくさんの人が駐車場を利用してくれるのですごく効果的です。
工場で使用しなくなった倉庫や物流施設が大型の平面駐車場に変わっているのを見かける事もあります。
