最終更新日:2019年06月17日
貸し倉庫を探している場合、どのように探しますか?
ここでは貸し倉庫の種類や、貸し倉庫の探し方、探し方のポイントをまとめてみましょう。
倉庫にはいくつか種類がある?
倉庫には自社倉庫(工場)と営業倉庫があります。
自社倉庫は自社で荷物を保管します。
一方、営業倉庫では、倉庫業者が荷物を預かって、入出庫から配送までを請け負います。
貸し倉庫の種類には、平屋倉庫、多層階の倉庫、低床式、高床式、自走式などいくつかの形態があります。
平屋倉庫は1階建てで、天井が高く、貴重品や大型の貨物の保管に適しています。
多層階倉庫は、複数の階に分かれているビル型の倉庫であり、基本的にはエレベーターなどによって荷物を移動させるでしょう。
低床式の倉庫は、敷地面と倉庫床が同じ高さで、重量のある製品、原材料など重たいものを保管するのに適しているでしょう。
低床式の倉庫は、トラック、フォークリフトが倉庫内に直接乗り入れることもでき、便利です。
高床式は、敷地面に比べて床面が高い倉庫であり、付加価値の高い製品、衛星面を重視する商品を保管するのにおすすめです。
埃が入りにくく、湿気の影響を受けにくいというメリットがあります。
自走式倉庫は、多層階倉庫でありながら、スロープにより平屋倉庫によって車両が各階層倉庫まで乗り入れできる便利な倉庫です。
貸し倉庫を探すには?
貸し倉庫を探すには、まずは倉庫の使用用途を明確にします。
用途を確定すると、加工倉庫なのか、仕分け倉庫なのか、駐車場はいるのか?天井の高さ、シャッターの種類、外壁の種類なども決めることができます。
置く荷物の量が分かれば面積も割り出せます。
作業スペース、保管形態、倉庫内の人数などから面積を割り出していきましょう。
倉庫は立地条件も重要になってくるので、駐車場の有無、建物構造や取り付け道路の広さなども決めていきます。
また貸し倉庫の予算なども重要になります。
貸し倉庫の探し方のポイントとは?
貸し倉庫を探す時には、倉庫内の温度管理が必要か?荷物の季節的な波動はあるのか?照度はどれくらい必要か?出入りする車両の種類は?床荷重はどれくらい必要か?などをチェックしておくとよいでしょう。
また荷物は段積みするものか?もしも段積するのであれば、どれくらいの天井の高さが必要なのか?なども貸倉庫を借りる時にはチェックしておかなければなりません。