最終更新日:2024年02月05日
工場や倉庫、店舗などは冬場どうしても寒くなってしまいます。
工場、倉庫、店舗の寒さ対策としておすすめなのが「ビニールカーテン」です。
ここではビニールカーテンの防寒効果についてまとめてみましょう。
暖房効果が上がるビニールカーテンとは?
ビニールカーテンで使用する生地は塩ビニールのシートになります。
厚さは様々ですが1㎜のものもあれば、薄手のものになる0.3㎜程度のビニールカーテンもあります。
ビニールカーテンの素材の塩ビ樹脂は熱の伝わりやすさがそれほど高くはないものの、シート自体は熱を通しやすく、暖房効果を高めることができます。
ビニールカーテンで倉庫や店舗、工場などの大きな空間を間仕切りすると、空気の移動を制限できます。
温めた空気が拡散したり、逃げたりしてしまわないようにする空間、範囲(暖房をきちんと効かせたい)をしっかりと決めてから、ビニールカーテンで囲い込むことが重要です。
暖房器具があっても、入口が開け放たれていると冷たい空気がどんどん入ってきてしまうので、暖房は追いつかず、非効率的です。
暖房にかかる電気代や燃料費用もかかってしまうので、経費が高くかかってしまいます。
ビニールカーテンで風を遮ることができれば、防寒効果が得られます。
風速1mにつき1度冷たくなるので、風を遮れば防寒につながります。
なぜビニールカーテンは防寒におすすめなの?
ビニールカーテンが防寒効果としておすすめの点として、簡単に設置、フォローができる点です。
ビニールカーテンは、カーテンレール部材とビニールカーテン本体の2点のみ。
カーテンレールを取り付けて、ビニールカーテンをつるすだけで手軽に空間を間仕切りできます。
仕切りを作ることができれば暖房効率がアップします。
またビニールカーテン設置は工事期間が短くてすむので、設置したいと思ってからすぐに実行できます。
ビニールカーテンは工場であらかじめ加工されたものを持ちこむので、現場ではカーテンレールを取り付けて、カーテンをつるすだけでOK。
ビニールカーテンではなく、パーテーションや石膏ボードで間仕切りをするとなると、現場作業が大変になるので設置までに数日から1週間はかかってしまいます。
しかしビニールカーテンであれば小規模サイズであれば半日でOK、大きいビニールカーテンでも数日で完成するので非常に便利です。
設置工事に必要な作業場所、倉庫スペースなども必要ありません。
そしてメリットとして忘れてはいけないのが、価格の安さです。
ビニールカーテンは簡易的なものになるので、パーテーションなどの仕切りに比べて金額はかなり安くなります。
コストパフォーマンスに優れた方法と言えるでしょう。