最終更新日:2018年02月09日
天井の壁紙クロスの亀裂や剥がれ、浮きはどうして起こるの?
見た目の印象も非常に悪いクロスの亀裂や剥がれは、下記の原因で起こる可能性が高いと言われています。
・湿気
・経年劣化
・壁の下地に問題がある
・クロスのカット方法に問題がある
・カビなどの細菌類の影響
天井クロスの補修リフォームをする際の注意点
天井に生じた壁紙の浮き、剥がれ、亀裂などを補修する時には、まずカビの発生などについてチェックをする必要があります。
例えば、カビが多く発生している天井に再び新しいクロスを貼れば、壁紙からの湿気で更にカビが成長する可能性もでてきます。
また下地に問題がある場合は、ジプトーンや石膏ボードなどの張替え工事が必要になる場合もありますので、リフォームを中心とした内装工事が得意な業者に相談をするのが最も効率的だと言えるでしょう。
天井クロスの補修リフォームにかかる費用の相場とは?
天井壁紙に生じた諸症状の補修費用は、「どの場所にどんな施工を行うか?」によって変わってくる実態があります。
例えば、20平方メートルのクロス張替えや天井ジプトーンの張替えリフォームの場合、それぞれ15,000円~30,000円ほどの相場で対応してもらえることが多いです。
これに対して石膏ボードの張替え補修については、同面積であっても倍の費用がかかる形となりますので、注意が必要です。
天井クロス補修の費用を安くすることはできないの?
天井修理にかかる費用を抑えたい時には、過剰在庫になっていたり、型遅れのクロスを使ってもらうというのもひとつの手です。
最新のクロスと比べると若干機能性で劣る部分もあるようですが、こうした型遅れ商品を使ってもらえば、確実に天井修理にかかるコストを抑えられます。
また施工から10年以内にちょっとした剥がれや浮きが生じただけの場合は、模様替えを楽しむような感覚で、自分でDIYをするという方法もあるようです。
しかしクロス張りを綺麗に仕上げるためにはそれなりにテクニックが必要となりますので、過去にリフォーム経験がない人の場合は、専門の業者に依頼した方がコストパフォーマンス的にも良いと言えるでしょう。
5年~10年おきにリフォーム工事を検討しておく
これから数十年に渡って生活するマンションや持ち家の場合は、5~10年おきにリフォーム工事を行う計画を立てておくのもおすすめです。
定期的に自宅の健康診断を行っておくと、手遅れになる前に早めの対処ができるようになります。
また天井クロスなどの診断時に水まわりなどのチェックも受けられますので、計画的にリフォームをする心掛けは大事な住まいに好循環をもたらすと言えそうです。