最終更新日:2018年05月30日
オフィスリノベが社員とユーザーに好循環をもたらす
自社オフィスのリフォームやリノベーションを行う時、オーナーが勝手に全てを決めるのではなく、社員やお客様(ユーザ)といった幅広い人達を巻き込む方法が近年、注目され始めてきています。
今回は、オフィスリノベという少し特殊な角度から職場や自社内に好循環をもたらすメリットやその理由を徹底解説していきます。
さまざまな人を巻き込むオフィスリノベとは?
オフィスリノベの好事例として注目されているのが、設計や壁デザインといったさまざまなところで、なるべく多くの人が関わるというものです。
例えば、設計段階で実際にその場で働く従業員が自分の案などを出すことができれば、経営者目線ではなく現場で働くスタッフの実用的な考え方にもとづくオフィスリノベができるようになるのです。
またオフィスリノベに使用する木材などに直接触れられる体験会などを実施すれば、DIYなどに関心を持つユーザとの意外な繋がりができるようになるのです。
不満のないオフィスつくり
普段から現場で仕事をする従業員が今まで感じていた不便さや要望などの意見をきちんと出すと、見栄えや予算よりも使い勝手重視のデザインでオフィスつくりができる形となります。
またどうしても予算が足りないなどの理由で機能を下げた部分については、「自分たちが決めたのだからしょうがない」といった形で不満さえも受け入れられるメリットが生まれるのです。
こうした形で設備面での不平不満が少なくなれば、従業員のモチベーションや集中力は更に高まっていくことでしょう。
オフィスリノベにお客様を巻き込むメリット
オフィスリノベを通して壁材選びや簡単な施工の体験会などの場を設けられた会社には、これまで繋がることのできなかったお客様との出会いの場が生まれます。
また商談などを行うスペースに自分の選んだ木材などが飾られていれば、お客様にとってもその会社に対する親しみやすさが生まれることでしょう。
ちなみにリフォームやリノベーションの設計施工を行う会社で行うオフィスリノベの体験会では、自社が扱う材質の良さをお客様に知っていただく良い機会にもなり得ます。
またDIY体験イベントを通してリフォームやリノベーションの手軽さや素晴らしさがわかれば、こうした施工に対する敷居の高さといった問題も解消しやすくなることでしょう。