工場の点検業務はなぜ必要?方法・課題・解決策を解説

最終更新日:2025年03月21日

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工場の点検業務は、設備の安定稼働や安全性の確保、生産効率の向上に不可欠な業務です。しかし、「点検を実施しているものの形骸化している」「点検の負担が大きく効率化したい」などの課題を抱える企業も少なくありません。本記事では、工場点検の必要性や効果的な方法、直面する課題とその解決策について詳しく解説します。

工場点検業務の目的と必要性

工場点検業務の目的と必要性について詳しく見ていきましょう。

SAWAMURAの工場・店舗・オフィス改修sawamura
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中古購入した倉庫の内部・外部改修

改修工事実績1,000件以上 ※2020年-2023年
創業70年余。SAWAMURAは多くの法人様に選ばれています

SAWAMURAは設計、工事、内装、外構、不動産、土木など様々な部門を持つ総合建設会社です。各部門のスタッフが、お客様のご要望に対して設計から施工、アフターメンテナンスまで一貫してお客様をサポートします。

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社員増を見据えたオフィス増築・外部改修

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工場内にオフィススペースを新設

この記事の監修者
宮前 聡志

一級建築士 / 一級建築施工管理技士

営業企画課課長。工場管理経験と設計業務を経験し、2018年にSAWAMURAに建設プロデューサーとして入社。現場・設計・営業を知るオールラウンダー。

目次

機械や設備の寿命を延ばし予期せぬトラブルを防ぐ

工場で使用される機械や設備は、長期間の稼働によって摩耗や劣化が進みます。点検を怠ると、突然の故障によって生産ラインが停止し、大きな損失を招く可能性があります。定期的な点検を行うことで、早期に不具合を発見し、適切なメンテナンスを実施することで設備の寿命を延ばすことができます。

工場内の安全確保と労働災害の防止

点検業務は、従業員の安全を守るためにも不可欠です。設備の不具合が原因で発生する労働災害は、企業にとって深刻な問題となり得ます。点検によって機械の異常や危険箇所を特定し、事故のリスクを最小限に抑えることで、安全な作業環境を確保できます。

生産性の向上とコスト削減

設備のトラブルによる予期せぬダウンタイムは、生産性の低下を招くだけでなく、修理や代替措置にかかるコストを増加させます。適切な点検を実施することで、突発的なトラブルを未然に防ぎ、計画的なメンテナンスが可能になり、結果的にコスト削減にもつながります。

工場点検業務の主な種類

工場点検業務の主な種類は次のとおりです。

日常点検

日常点検は、工場の従業員が日々の業務の一環として機械や設備の状態を確認する点検です。主に目視や簡単な操作確認によって異常を発見し、問題があれば速やかに報告・対応することが目的です。日常点検の実施により、小さな異常の見逃しを防ぎ、大きなトラブルへ発展するのを抑えることができます。

定期点検

定期点検は、一定の期間ごとに計画的に実施される点検で、より詳細なチェックが行われます。例えば、稼働時間が一定の基準を超えた機械の部品交換や、潤滑油の補充・交換などが該当します。企業によっては、メーカーの推奨するメンテナンススケジュールに基づいて点検計画を立てるケースもあります。

予知保全点検(コンディションモニタリング)

最新の工場では、IoT技術を活用した予知保全点検が導入されることが増えています。設備のセンサーが温度や振動、電流値などのデータをリアルタイムで収集し、異常を自動的に検知することで、故障が発生する前に対策を講じることができます。これにより、無駄な点検作業を減らし、トラブルのリスクを最小限に抑えることが可能になります。

法定点検

工場の設備によっては、労働安全衛生法や消防法などの法律で点検が義務付けられているものもあります。例えば、高圧ガス設備やボイラー、クレーンなどは、専門の技術者が定められた頻度で点検しなければなりません。法定点検を適切に行わないと、企業の信頼性を損なうだけでなく、罰則を受ける可能性もあるため、確実に実施する必要があります。

工場点検業務の課題と改善策

工場点検業務の課題と改善策について解説します。

点検の負担が大きく作業が煩雑化している

多くの工場では、限られた人員で点検を行っており、通常業務と並行して実施する必要があるため、作業負担が大きくなっています。特に、大規模な工場では点検対象の設備が膨大であり、すべてを手作業で確認するのは時間がかかりすぎるという問題があります。

また、点検を行うためには一時的に設備を停止しなければならないケースもあり、生産スケジュールの調整が必要になります。

たとえば、24時間稼働の工場では、稼働率を下げないように夜間や休日に点検を実施することもありますが、これは点検担当者の労働負担と長時間労働の原因です。

このような課題を解決するためには、IoT技術を活用したリアルタイムモニタリングシステムの導入が有効です。たとえば、設備に取り付けたセンサーが振動・温度・圧力などのデータを常時測定し、異常を検知した際にアラートを出す仕組みを導入すれば、設備を一斉に点検するのではなく、必要な機器のみ重点的にチェックすることが可能になります。

点検結果が活用されていない

工場の点検作業では、多くの場合、点検結果を紙のチェックリストやExcelシートに手書きで記録しています。しかし、この方法ではデータが分散しやすく、異常の発見や傾向分析が難しくなります。

たとえば、異常が発生した際に、過去の点検履歴を確認しようとしても、紙の記録が倉庫に保管されていたり、データがバラバラに管理されていたりするため、迅速に対応できないケースがあります。また、現場で点検を行った担当者が異常を報告しても、管理者が気づくのに時間がかかり、結果として対応が遅れることもあるでしょう。

この問題を解決する方法として、点検データのデジタル化が効果的です。クラウド型の設備管理システムを導入すれば、点検結果をリアルタイムで共有でき、異常が発生した際には即座に関係者に通知を送ることが可能になります。

たとえば、点検担当者がタブレット端末を使用してデータを入力すれば、管理者はPCやスマートフォンから瞬時に状況を確認できるようになります。また、過去のデータと比較しながら異常の発生頻度や傾向を分析し、故障の兆候を事前に察知することで、計画的なメンテナンスを実施することも可能になります。

点検が形骸化し形式的になっている

工場の点検業務では、点検を「行うこと自体」が目的化してしまい、本来の目的である「設備の異常を発見し、事故や故障を防ぐ」ことが機能していないケースが少なくありません。たとえば、毎月決められたチェック項目に沿って点検を実施しているものの、「問題なし」と形式的に記入するだけになってしまい、実際には異常が見落とされていることもあります。

また、点検のやり方や評価基準が何年も見直されていない場合、新しい設備やシステムに対応できておらず、実態にそぐわない点検作業が続けられることもあります。

このような状況を改善するためには、点検プロセスを定期的に見直し、現場の意見を取り入れながら改善を進めることが重要です。たとえば、点検結果に基づいたアクションプランを明確にし、「異常を発見した際にはどのような手順で対応するのか」「誰がどのレベルの異常を判断するのか」などを明確にルール化することで、点検の実効性を高めることができます。

また、点検の精度を向上させるために、AIを活用した自動診断ツールを導入し、数値データを基に異常を判断する仕組みを取り入れることも効果的です。

効果的な工場点検の実施方法

効果的な工場点検の実施方法について詳しく見ていきましょう。

デジタル技術の活用

IoTセンサーやAI技術を活用し、設備の異常をリアルタイムで検知することで、不要な点検作業を削減し、トラブルの発生を未然に防ぐことができます。また、タブレットやスマートフォンを活用した点検システムを導入すると、現場での記録作業を簡素化し、データの蓄積と活用を促進できます。

従業員の教育と点検文化の定着

点検業務の重要性を理解し、適切に実施できるように、従業員向けの研修やトレーニングを定期的に行うことが効果的です。特に、新しい技術の導入に伴う操作方法や、設備ごとの点検基準についての教育が不可欠です。

まとめ

工場の点検業務は、設備の故障を防ぎ、安全な作業環境を維持するために不可欠な業務です。しかし、点検の負担が大きい、情報が活用されていない、形骸化しているといった課題があるため、IoT技術の活用やデータ管理の最適化を進めることが求められます。工場の生産性を維持しながら、効率的かつ効果的な点検業務を実施し、企業の競争力を高めましょう。

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SAWAMURAの工場・店舗・オフィス改修sawamura
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中古購入した倉庫の内部・外部改修

改修工事実績1,000件以上 ※2020年-2023年
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社員増を見据えたオフィス増築・外部改修

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工場内にオフィススペースを新設

※2020年-2023年

改修工事実績
1,000件以上
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    社員増を見据えたオフィス増築・外部改修

    外部改修内部改修

    プレハブの二階建ての事務所を改修した事例です。将来、増員計画がありオフィスが手狭になることを考え、社員みんなが一ヵ所で働けるようにするため増築を伴う改修を実施。また、企業イメージを整え、採用活動へ力を入れることも狙っていました。
    既存のプレハブ建物は壁をカバー工法で改修。増築部分は、壁一面を壊して繋げました。奥の増築部分は鉄骨構造になっており、既存の建物とエキスパンションジョイントで接続しました。
    改修後、外部からの取材の申し込みが増え、建物が広告塔になっています。新卒採用の応募数は改修前の約5倍になり、ブランドイメージを変えることが出来ました。

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    中古購入した倉庫の内部・外部改修

    外部改修内部改修

    既存のスレート壁は、今後処分費が値上がりすることを見据えて全て解体処分し、プラスターボードを2重張りに改修しました。まずは屋外と外壁を撤去してスケルトン状態へ。屋根はGL鋼板を噴いた上に、クールサーム(遮熱・断熱塗料)を使用しました。老朽化したスレート屋根を強化・工場内の気温を押さえ、スタッフの作業環境を整えました。
    正面シャッターのシャッター部分は鉄骨補強を入れて構造強度を保ち、開口サイズを広げました。腰壁も塗装することで、外観の見栄えの良さにもこだわりました。

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    中古購入した工場の内部改修

    内部改修

    居抜き工場を購入し、内部を中心に改修を行った事例です。
    内壁に追加で下地・断熱材を配置し室内の断熱性を向上させ、床は塗床を厚膜と薄膜の二重施工を行い性能を高めました。
    天井は黒の塗装としたことでデザインが上がり、従業員様のモチベーションも向上したと好評いただきました。

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    工場内にオフィススペースを新設

    内部改修

    工場内にオフィススペースを作った事例です。
    作業中の様子を見学できるようガラスパーテーションを使ったオフィス空間づくりをご提案しました。
    結果、見学者の方々にアピールできる空間ができました。
    鉄骨に巻き付けている赤いプレートは施主様の自社技術で製作されたものを設置しています。

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    中古購入したオフィスビルの改修

    内部改修

    旧耐震構造の中古オフィスビルに対して、購入前の事前調査から徹底サポート。
    購入後は短納期工事への対応と従業員ら来訪客に対して高いホスピタリティを発揮するためにインテリアコーディネーターも含めたプロジェクトチームを発足。意匠性の高いエントランスや開放的で過ごしやすいオフィス空間、カフェのような休憩スペースなど、各所にお客様のこだわりが詰まった新オフィスを提供しました。

こんなお悩みありませんか?

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まるごと解決!
SAWAMURAの強み

  1. 1

    設計施工からアフターメンテナンスまで
    トータルサポート

    SAWAMURAは設計、工事、内装、外構、不動産、土木など様々な部門を持つ総合建設会社です。各部門のスタッフが、お客様のご要望に対して設計から施工、アフターメンテナンスまで一貫してお客様をサポートします。
    特に当社には改修工事専門チームがあり、スピード感ある対応が可能です。
    お困りごとの際にはすぐにかけつけて対応、定期的にご訪問するなど、身近な建物のかかりつけ医のような存在として長くお付き合いをしています。

    TOTAL
    SUPPORT
  2. 2

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    1950年創業。元々公共事業に携わってきたため、品質への意識やこだわり、設計・工事の質の高さに自信を持っています。木造・鉄骨造等どんな構造の建物でもご相談ください。
    改修工事専門チームは幅広い年齢層で構成されています。若手の発想力とベテランの技術を織り交ぜ、経験や実績を積み重ねたプロフェッショルが様々な工事に対応いたします。

    TRUST AND
    HISTORY
  3. 3

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    SAWAMURA では、従業員同士のコミュニケーションを活性化させ、働きがいを向上させる「働く場」づくりをサポートしています。
    私たち自身が実践する、企業のブランディングや採用力につながる魅力的な職場環境・空間づくりの体験を活かした提案で、長期的な企業の発展をご支援しす。
    SAWAMURAの本社も改修事例としてご見学いただけます。参加希望の方はお問合せください。

    SPACE
    CREATION
SAWAMURAができることSAWAMURAができること

SAWAMURAが
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木造・鉄骨造等どんな構造の建物でも
ご相談ください。
  • 外部改修

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    SAWAMURAの外部改修工事は古い倉庫や工場の、屋根・外壁・外構に関する外回りのお悩みを一社で一括対応が可能ですので、スピード感をもって効率よく改修を進められます。
    改修することで、室内の気温調整・労災の防止等より労働環境の改善につながります。

  • 内部改修

    内部改修

    内部のレイアウト変更、老朽化対策、購入された中古物件の改修等、幅広く対応しております。
    築年数が経った工場・倉庫の場合、現在の法令に遵守できるかを確認したうえで、改修工事に入ります。

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    工場内にオフィススペースを設けたり、既存建物に増築したり、車庫・倉庫の用途を変える改修等幅広く対応可能です。

「シャッターが下りずに困っている」等の緊急事態もお任せください。

  • クレーン設置

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  • 床の塗装

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  • 休憩室増築

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  • トイレ改修

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  • シャッター修理

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  • 屋根改修

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  • 建具交換

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  • 外構工事

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企業の将来を考えた+αのご提案

今の建物の課題解決だけでなく、経営者の描く会社の将来像を見据えた+αのご提案をすることができます。
例えば、企業のイメージ向上のためのブランディングご提案や、組織文化の浸透や採用・社員の定着の改善など、建物の
課題解決と共に組織の成長を共に考え、目指す目標の実現へ向けてサポートいたします。

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完成までの流れ

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SAWAMURAのアフターフォロー

SAWAMURAでは、改修後に何かトラブルがあった場合には、専門チームが現場へ伺い、調査いたします。
「壁に穴が空いてしまった」「シャッターが下りずに困っている」等の緊急事態もお任せください。

また、改修工事後の継続したメンテナンス・改修をお任せいただくことが出来ます。工場は建てた後にも改築改修がつきものです。「工場内で扱う機会が変わるから、空間をさらに区切らなければいけない」等の倉庫・工場の継続したメンテナンス・改修の対応も可能です。
リピートのお客様も多く、地域密着で長いお付き合いをさせていただいております。安心してご相談ください。

FOLLOW UP
SERVICE

お客様の声

INTERVIEW

建物の改修をしたことで、
従業員の意識まで
変化しました。

株式会社池田製作所
代表取締役 池田 龍宏 様

URL: https://ikeda-pura.main.jp/

改修のきっかけは?

以前の工場には女性用のトイレや更衣室、食堂がなく、休憩スペースもありませんでした。
温度管理が重要な製品を取り扱っているにもかかわらず、冬場は隙間風が入り込み、良い環境ではありませんでした。従業員は手がかじかんだ状態で作業していました。
自分たちで壁を修繕するなど工夫していましたが、借地のため大きな設備の変更は難しく、移転を考えることになりました。
移転先の大きさや場所を検討しながら、コスト面も考慮し、中古工場を購入して改修する方針に決定しました。

建て替えではなく、改修を選んで良かった点は?

この規模で新築するとコスト面でやりたかったことの実現が難しかったかもしれません。
私たちの製品の強みを活かせる工場を作ることが最優先事項だったので、規模に合わせた改修を行いました。

改修のポイントは?

1つ目は床です。傷がつきやすい素材だと、傷ついた部分から塗装が剥がれ、隙間にゴミがたまります。これが製品の品質に影響を及ぼす可能性があります。床に気を使えるということは、製品にも気を使えるということにつながると考えています。作業環境をきれいに保つことは良い仕事をするために不可欠です。良い品質の製品を造るため、床の素材にはこだわり、衛生管理や効率性を考慮し、直置きをしないルールを設けています。机や椅子の脚には傷防止シートを貼り、全員がきれいに保つことを意識しています。


  • Before

  • After

2つ目は温度管理です。樹脂の切削加工における温度管理は、加工の全体的な品質、効率、コストに直結する重要な要素です。適切な温度管理を24時間行うことで、製品の精度や表面品質を維持し、工具の寿命を延ばし、生産効率を向上させることができます。加工プロセスの一環として重要視しました。

3つ目は福利厚生の改善です。「製造業、町工場、薄暗い感じ」が嫌でした。1日のほとんどを過ごす職場だからこそ、誰もが楽しく仕事ができるように、カフェテリアやパウダールームを作りました。休憩もゆっくりできるよう椅子にもこだわりましたし、置き菓子を自由に食べたり、飲み物も自由に飲めるよう冷蔵庫や電子レンジを置き、作業時間外の環境も整えました。結果、工場と同じように皆がきれいに保つことを意識するようになり、環境が意識を変えました。

期間はどれくらいかかりましたか?

補助金を使用しての改修工事だったため、待機期間もあり、草案からトータルで3、4年近くかかりました。具体的に始まってからは1年くらいでした。
長くて精神的に苦しい時もありましたが、様々なことに直面し、それに向き合うことで知識も増え、必要な時期だったと思います。

改修後の変化や効果

モチベーションは確実に上がりましたし、池田製作所で良かったと思ってもらえていると思います。この工場は従業員皆で「ああしたい、こうしたい」と意見を出し合って作ったので、社員の満足度が高いです。
自分たちで作った工場を常にきれいに保つように、使い始めてからレイアウトを少し変えるなど、より使いやすく工夫もしています。以前の工場ではラインを引いて作業スペースや物置場所を区分けしていましたが、この工場では敢えてラインを無くしました。
それでも、意識的に一直線に通路が見えるよう整え、通路に物を置かないようにする意識が自然に定着しました。

SAWAMURAにした決め手

実は5、6社に声をかけて話を進めていましたが、上手く進まないときでも最後まで寄り添って話を聞いてくれたのがSAWAMURAでした。
提案の幅広さが他社との大きな違いでした。私たちは建築やインテリアの知識が少なく、頼みたいことが頭にあっても言葉でうまく伝えられませんでしたが、SAWAMURAは「こんな雰囲気がいいな、こんなことをしたいな」と伝えると、色々なパターンを提案してくれました。
出会った社員さん皆が楽しそうに働かれていて、話しやすいところも良かったです。もう一つ挙げると、予算をすごく意識してくれた点です。
予算に合わせた提案をしてくれたことは資金繰り面が気がかりだったのでありがたかったです。

こういうことをしてもらえたらもっと嬉しかったなど改善ポイントはありますか?

本当は外壁も屋根も外構も一緒のタイミングでしてもらえたら良かったのですが、資金繰りを考えるとそれは難しく…「見た目は親しみやすい町工場。でも、一歩中に入れば、そこは洗練されたショールーム」。
お客さんはそのギャップに驚き、感動されます。これがたまらなく嬉しいです。一気にしたほうが良かったのかなと思うこともありますが、これで良かったと考えています。
内装改修から1年が経ちました。来月からは屋根の改修をSAWAMURAさんにお願いしています。

よくあるご質問

Q&A
  • 工場稼働を止めずに修繕工事をすることはできますか?

    はい、可能です。
    毎日稼働している工場を止めて修繕工事を行う必要はありません。普段と変わらず作業をしていただきながら、ご要望通りの工場・倉庫改修作業をスムーズに行います。

  • 小さな改修工事でも対応してくれますか?

    対応いたします。
    「壁に小さな穴が空いてしまった」「外壁の一部を塗り直したい」など、小さな改修工事であっても迅速に対応させていただきます。まずはお気軽にご相談ください。

  • 建て替えも検討しているのですが、対応できますか?

    お任せください。
    弊社は倉庫・工場の建築実績も豊富にございます。老朽化に伴う建て替えのご提案もさせていただきます。

  • 改修は1年後の予定ですが、見積りだけでも大丈夫ですか?

    問題ございません。
    事前に予算だけでもご提示可能です。少しでもご希望に応じた改修・リフォームをご提案いたします。

会社概要

COMPANY

代表取締役 / 一級建築士
澤村 幸一郎

SAWAMURAは滋賀・京都・福井を中心に、あらゆる建築を手掛ける総合建設会社です。
びわ湖テラスのような大規模な建築からオフィスの水回りリフォーム、屋根の修理まで、技術を惜しまず施工品質にこだわる社風を共有しています。
創業70年を迎え、100年企業を目指して、これからも総合建設業としての信頼と共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。

SAWAMURAは滋賀・京都・福井を中心に、あらゆる建築を手掛ける総合建設会社です。
びわ湖テラスのような大規模な建築からオフィスの水回りリフォーム、屋根の修理まで、技術を惜しまず施工品質にこだわる社風を共有しています。
創業70年を迎え、100年企業を目指して、これからも総合建設業としての信頼と共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。

社 名
株式会社澤村
本 社
〒520-1121 滋賀県高島市勝野1108番地3
TEL. 0740-36-0130(代)
FAX. 0740-36-1661
大津オフィス
〒520-0242 滋賀県大津市本堅田三丁目33-16 エルミナ リアン 2F
TEL. 077-572-3879
FAX. 077-573-8384
敦賀オフィス
〒914-0811 福井県敦賀市中央町一丁目8-10
TEL. 0770-22-6005
FAX. 0770-47-6405
京都オフィス
〒601-8047 京都市南区東九条下殿田町43番地2F サラ メルクリオ内
TEL. 075-662-8688
FAX. 0770-47-6405
木之本オフィス
〒529-0499 滋賀県長浜市木之本町木之本1556番地1 2階2-D号室
許可・登録
〈建設業許可〉 滋賀県知事許可(特・般-3) 第80123号
〈一級建築士事務所〉 滋賀県知事登録(カ) 第126号
〈宅地建物取引業者〉 滋賀県知事登録(11) 第1267号
資格保有者
一級建築士:13人
二級建築士:41人
一級建築施工管理技士:29人
一級土木施工管理技士:10人
宅地建物取引士:19人
設備設計一級建築士:1人
土地家屋調査士:1人
一級建設業経理士:2人
中小企業診断士:1人

お問い合わせ・無料お見積り

お電話でのお問い合わせはこちら

077-572-3879
受付時間 8:15~17:15

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「送信する」ボタンをクリックしてください。

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