最終更新日:2019年11月14日
食品工場の衛生管理を徹底するために重要なのは「マット」であることをご存じですか?
近年、異物混入に関するトラブルが続発していますが、主な経路は「足元」と言われています。
そこで、今回は工場の衛生管理に役立つ「工場用マット」についてご紹介します。積極的に取り入れて、異物混入のリスクを回避しましょう。
おすすめの食品工場向け「工場用マット」
一口に「工場用マット」といっても、様々なタイプが販売されています。
まずは、食品工場向けとしておすすめの工場用マットをご紹介します。
粘着テープタイプのマット
「試しにマットを取り入れてみたい」という方には、粘着テープが重なったタイプのマットがおすすめです。
使用後は一番上のマットを剥がして捨てるだけで、特別なメンテナンスなどは必要ありません。
また、他のマットと比較すると、料金が安価な傾向にあり「手軽に試せる」といったメリットがあります。
また、マットを剥がした時に、付着したゴミをチェックすることで、どのようなゴミが混入しやすいのかをチェックすることもできるでしょう。
初めてマットを導入する工場におすすめといえます。
ステップマット
ゴミや異物の除去率が非常に高いのがステップマットです。粘着素材でできていて、柔らかいのが特徴。毛髪はもちろんのこと、細かいホコリを取り除くこともできます。
クリーンルームでは取り除けなかったゴミもしっかりとステップマットがキャッチしてくれるため、「クリーンルーム」もしくは「クリーンルーム周辺」などに設置すると効果的です。
リフトマット
ステップマット同様に、粘着素材でできたら柔らかいマットであるのがリフトマットです。
しかし、リフトマットは耐久性が高く重いものが乗っても壊れたり、劣化してしまうことがありません。
工場内でフォークリフトや無人搬送車などがある場合は、リフトマットの設置がおすすめです。
「工場内部を清潔に保ちたい」「外部のゴミを内部に持ち込みたくない」などの要望に応えてくれるでしょう。
工場用マットの選び方
工場用マットを選ぶ際には「予算」と「設置場所」を明確にしたうえで選ぶことが大切です。
工場用マットは商品によってピンキリであり、それぞれ機能性も異なります。また、設置場所によって最適なマットが異なりますので、必ず予算と設置場所を照らし合わせたうえでマットを選びましょう。
おわりに
工場用マットは、食品を取り扱う向上にとって重要なアイテムです。
異物混入のリスクを最小限にできるうえに、工場内を清潔に保ちやすくなります。
現在工場用マットの導入を検討している方は、本ページを参考にしてみてはいかがでしょうか。