最終更新日:2018年02月09日
工場倉庫に欠かせない鳥対策
大事なお客様の製品を取り扱う工場倉庫では、鳩などの鳥への対策も講じておく必要があります。
現段階で全く鳥が来ないという場合、鳥対策への緊急性は低いと言えるかもしれません。
しかし椋鳥や鳩が移動中の羽休め場所として工場倉庫を選んでいたり、既に巣などを作って定住している場合は、早めの対処が必要です。
今回は、多くの工場倉庫で行われている鳥対策の現状について考えていきます。
鳥対策が必要な理由とは?
工場倉庫に集まる鳩によって生じる最も大きな問題は、糞によってお客様の大事な商品が汚れてしまうことです。
特に衛生面で注意が必要な食品工場の場合、建物の外にたくさんの糞が落ちることにより、現場にも糞に含まれる菌などが入りやすくなってしまうのです。
またこの他に、敷地内の糞に雨などが当たれば、アスファルトも滑りやすくなりますので、製品自体に支障がなくても、品物を運ぶ途中に転倒などの事故やケガが起こるリスクが高まると捉えた方が良さそうです。
CDを吊るす
こうした鳩の害を防ぐために、一般家庭ではCDや強力な磁石をベランダなどに吊るす方法が多く用いられます。
太陽の光の射し込む場所にCDを吊るしておくと、反射した強い光を嫌がって鳩が寄り付かなくなると言われています。
しかし賢い鳥は、こうした物が怖くないとすぐにわかってしまう傾向がありますので、CDや磁石を使った効果が一時的なものだと捉えた方が良さそうです。
鳩よけネットの活用
常に開いている扉から鳥が入ってきてしまう工場倉庫では、鳩などがよくとまる梁や天井、柱などにネットを張って巣などを作れなくする方法もおすすめです。
鳩よけネットの使い方で最も理想的となるのは、全面に張っていく全面貼りという方法です。
全面貼りにはメリットの高い分だけ、コストも多くかかる難点があると言われています。
特に大きな工場倉庫に全面貼りを行うと、ハト対策が経費をかなり圧迫することもありますので、注意をしてください。
こうしたネットの使い方や張る場所にお悩みの方におすすめとなるのが、澤村のように工場倉庫の設計施工が得意な業者に相談をすることです。
当社では鳥害を含めた工場倉庫に起こりがちなトラブルにさまざまなご提案ができますので、なかなか解消できない問題にお悩みの方は気軽にお問い合わせください。