最終更新日:2018年09月26日
工場や倉庫の改修工事におけるポイント、ご存知ですか?
自社工場で製造業を営むためには、将来的に生じる改修工事に備えておく必要があります。
数年先に必要となってくる改修工事をおこなう場所やコストがわかっていると、お金だけでなくスケジュールの部分でも、さまざまな計画が立てやすくなります。
また大事な工場の設備に大きな問題が生じてある日突然、計画通りの操業ができなくなるリスクを考えると、事業主自身が改修工事への関心を高めることは安定的な工場倉庫の運営に必要不可欠だと言えそうです。
今回は、工場や倉庫の各種改修工事をおこなう際の基準や目安について、ポイントを整理していきます。
改修工事をおこなう年数とタイミング
改修工事の計画を立てる上で最もシンプルな目安となるのが、下記のような「年数」です。
・屋外防水 → 約10年
・外壁塗装 → 約10年
・鉄部塗装 → 3~5年
こうした年数は、使用する塗料などによっても大きく変わってくる実情があります。
また耐久性の非常に高い外壁塗装の塗料なども登場する今の時代は、選択する商品によっては20年ほどの長持ちが可能となるケースも増え始めているようです。
外壁塗装工事を検討し始める目安
外壁塗装工事をおこなう目安は、目視でもチェック可能となっています。
例えば、カビや黒ずみなどの繁殖がひどい外壁塗装は、衛生的な環境をキープする必要のある食品工場などにとって、早めに対処すべき状況と考えられます。
またヒビ割れや塗装の剥がれがひどくなると、そこから錆などの症状が生まれるリスクもありますので、メーカーから伝えられた耐用年数だけに頼るのではなく、定期的に建物や設備のチェックをすることも忘れないようにしてください。
工場の外観は綺麗な方が良い
食品工場ほどの衛生対策の必要のない建物であっても、その会社に品物の保管や商品の製造を依頼するお客様が訪れる可能性を考えると、普段から外観を綺麗にしておくのが理想となります。
また色あせや黒ずみ、ヒビ割れなどもなく、それなりに美しい外観を保っている工場や倉庫の方が、同じ地域で暮らす住民の方々に好印象を与えやすくなると言えそうです。
将来的に必要となってくる改修工事のタイミングやポイントでわからないことがある場合は、工場倉庫の設計施工を得意とする専門店に早めの相談をしてみてください。