最終更新日:2024年02月05日
工場は製品を製造するというイメージがありますが、それ以外にもいろいろな業務内容があるのですごく幅広くて管理するのが大変です。
工場内で働いている正社員も実際に生産管理の業務フローをよく分かっていないという人もそれなりにいます。
しかしこのような状態では問題が発生してしまう可能性も高くなるのである程度も基礎知識はしっかり把握しておかなければいけません。
そこで工場の生産管理の業務フローの主な内容をしっかり確認しておきましょう。
この記事の監修者
株式会社澤村(SAWAMURA)
山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。
受注管理
工場で製品を製造する前に取引先から仕事を受注しなければいけません。
受注する時は最初に見積もりをして条件がお互いに合意すれば契約という形になるので見積もりと契約の部分は受注管理をする時に重要な業務内容になります。
また取引先と契約をして受注する事が出来たら情報管理をしっかりしなければいけません。
情報管理も生産計画を考えるうえで重要になってくるので受注管理をする時の業務内容の一つになります。
生産計画・生産指示
取引先からの受注内容を確認して生産計画を立てていきますが、実際に工場内ではどのぐらいの生産能力があるのか把握しなければいけません。
生産能力を考えないで生産計画を立ててしまうと納期まで出荷する事が出来ないなど問題が発生してしまいます。
生産計画は生産能力に合わせて立てていく事が大切になってきます。
また取引先からの受注内容に細かい指示がある事も少なくありません。
そのため適切なタイミングで生産指示を出していく事も工場の生産管理の業務フローで重要になる部分です。
出荷管理
取引先から受注した仕事を工場内で製造した後に製品を出荷する事になります。
どのような製品でも必ず納期というものがあります。
この日までに製造して欲しいという指示がされているので間に合うように出荷しなければいけません。
その時にしっかり管理しなければいけないので出荷管理も工場の生産管理の業務フローで重要になる部分です。
進捗管理
生産計画を立てても何かしら問題が発生してしまうと製造する事が出来ないケースも出てきます。
そのような時にしっかり管理していないと対応する事が出来なくなるので納期までに出荷が間に合わなくなる場合もあります。
問題が発生した時にしっかり対応する事が出来るようにするのも工場の生産管理の業務フローで重要な部分です。
そのため進捗管理も業務内容の中に含まれています。
