最終更新日:2018年02月09日
工場などにおける分煙機、喫煙所の設置工事の必要性
受動喫煙防止対策がさまざまなところで取り上げられる近頃では、工場倉庫などの現場においても、タバコの煙の漏れない喫煙室などの設置が推奨されるようになりました。
厚生労働省で出している「職場における喫煙対策のためのガイドライン」の中では、工場倉庫などを運営する企業が行うべき対策が大変細かく記載されています。
今回は、職場での喫煙所設置を検討している事業主の皆さんと一緒に、工事を行う際のポイントを整理していきます。
喫煙対策への推進体制
厚生労働省のガイドラインでは、現状の問題点の整理や把握をするために、社内に推進体制を設けるのが理想としています。
具体的には、事業主の責任の下、労働衛生管理の一環として喫煙対策委員会と、喫煙対策に関する担当部署を整備する形となるようです。
またこのガイドラインの中では、事業主などの経営首脳者だけでなく管理者や労働者における喫煙対策の役割も書かれていますので、設置工事をする前に体制の部分から検討を始めてみても良いでしょう。
職場における喫煙対策を成功させるためには、非喫煙者と喫煙者の相互理解も欠かせない位置付けとなります。
工場や職場の喫煙対策に適した設備とは?
喫煙対策の設備として最も理想的なのは、喫煙室を設置することとなります。
こうした部屋には、タバコの煙が拡散する前に吸引し、屋外排出のできる機器の設置と管理、点検が必要となるようです。
やむを得ない措置として会社の一角に喫煙コーナーを設置したり、屋内排気する方式の空気清浄機を置く場合は、これらを適切に稼働させることが必要だと書かれています。
職場の空気環境の把握
ガイドラインの中では、タバコの煙による空気環境への影響を把握するために、測定時の基準なども記載しています。
例えば、喫煙コーナーから非喫煙場所への臭いや煙の漏れを防止するためには、その境界において、喫煙室に向かう気流の風速を0.2m/s以上にする必要があります。
職場における分煙機や喫煙所の設置工事に悩んだ時には?
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