最終更新日:2024年06月21日
店舗の内装は、商売をする上で非常に重要です。
デザインによって、大きな集客効果を生み出す要素でもあります。
店舗の内装工事に関しては基本的には業者任せにする方が多いですが、経費削減したい場合やこだわりがある場合には業者任せにせずにDIYで仕上げることもできます。
しかし知識が不十分な場合、DIYをするとトラブルを招く恐れもあります。
ここでは店内内装DIYのポイントをまとめてみましょう。
DIYできる箇所とは?
内装の中には電気や水道の配管など素人では手を加えられない箇所もあるため、DIYできる範囲をはじめに把握しておく必要があります。
店舗内装のDIYできる箇所としては、壁や床のリフォーム、塗装、ペインティングなどがあります。
壁や床は最もDIYを行いやすい箇所であり、古い壁紙を剥がして新しいクロスに張り替えるだけでも内装はガラリと変わります。
また打ちっぱなしのコンクリートのままにして無機質さを出してみるのもよいかもしれません。
床のフローリング張り替えに関してはDIYできるものの、難易度は高いので、手軽にDIYしたい場合にはクッションフロアやタイルシートなどを使ってフローリングを張替えたように見せるのもよいでしょう。
塗装やペインティングもDIYしやすい箇所です。
手作業で塗られた壁はクロスとは仕上りが違い、温かみがあります。
お店のテイストに合わせて、黒板塗料、マグネット塗料、アイアン塗料など機能付きの塗料を利用してみるのもよいでしょう。
DIYできない箇所とは?
DIYできない箇所としては配管工事、耐久性を要する箇所があります。
電気やガス、水道などの配管工事に関しては資格がなければ作業することはできません。
電気の配線は電気工事士の資格が必要であり、ガスは簡易内管施工士、水道は給水装置工事主任技術者、下水道工事は下水道排水設備工事責任技術者という、それぞれ別の資格が必要になります。
無資格なのにDIYしてしまうと、漏電や水漏れなどのトラブルが起こった時にも保険はおりません。
また安全性を脅しかねない箇所に関しては、DIYは危険であり、専門業者に依頼した方が安心でしょう。
重たい天然板で作られたカウンターなどの取り付けなどは素人でもできますが、やはりプロにお任せした方が安心でしょう。
DIYを成功させるポイントとは?
自分で店舗の内装をDIYする場合、内装のデザインには統一感を持たせるとよいでしょう。
統一感のない、バラバラな印象の内装ではいくらおしゃれであっても、惹きつけるほどの魅力はありません。
内装のデザインに統一感を持たせるとお店としての一体感もできますよ。