最終更新日:2019年05月23日
社員のモチベーションを上げたいのであれば、監視や管理は逆効果と言われています。
会社では生産性よりも社員のモチベーションを高めることを優先している企業も増えています。
ここでは社員のやる気アップについてまとめてみましょう。
生産性を高めるにはどうすればよい?
昨今、働き方改革が求められるようになってきています。
働き方改革によって、生産性についても取り上げられることが多くなり、生産性を上げるためにどうすればよいか?を考える企業が増えてきています。
生産性を高まるには効率を上げる必要があります。
会社としては効率を上げて、生産性を高めて、早く結果を出しなさいという難題を従業員に求めるケースもあり、そのような場合写真は疲弊してしまうでしょう。
ここで重要なのは上げるのは生産性ではなく、モチベーションであるということを理解することです。
モチベーションを先にあげて従業員のやる気を出させることで、生産性は自然と後でついてくるのです。
従業員のモチベーションを高めるには少しくらい効率が悪いやり方や仕事であっても気にしません。
少しくらい生産性が落ちたとしても、知的作業を確保しておくことが重要になるのです。
それは自主的に取り組む知的作業と、リピート受注のルーティン作業においては、自主的に取り組む知的作業の方が従業員としてより喜びを感じやすいからです。
監視、管理をして尻を叩いても社員のモチベーション向上にはつながらない
従業員のモチベーション改革の初期段階では、鬼のようにじっと見張っておくことも重要ですが、それは限定的な措置になります。
日常的にそのようなことをして、監視、管理をしたからといって従業員のモチベーションが上がることはありません。
逆にそのようなことをするとモチベーション低下につながることも多く、モチベーションを上げるには社員のやりたいことを自由にやらせてあげるのが一番なのです。
人はみな、知的好奇心と向上心があり、本来自己実現のために、自ら行動して進んで問題解決をすることができます。
そのためにも、社員が好奇心を持ってできることを、監視して制限するのではなく、自由にやらせた方が向上心、モチベーションアップにつながるのです。
生産性追求、監視、管理型指導を徹底排除して、ものつくりの前に人づくり、利益よりも人の成長をじゅうしする考え方にシフトすることで結果として生産性が高まります。