最終更新日:2018年03月29日
工場倉庫、住宅などの壁にできるサビを防ぎたい
お客様の大事な製品を作る工場の外壁や屋根にサビが生じると、そこから雨漏りがすることもあります。
また高い安全性が求められる食品工場などの場合は、錆の生じた外壁などから外気や虫が入ってくることにより、製品品質にも支障が出やすくなると言えそうです。
今回は、こうしたトラブルの予防に欠かせない、サビへの対策について徹底解説していきます。
木造の建物の場合
サビへの予防策を考える場合、その方法が建物の材質によって大きく変わる実態を知っておく必要があります。
まず一般住宅など用いられる木造の建物の場合は、モルタル外壁の内部に存在するラス銅という部分から雨水が入り込み、結果としてサビの原因になるケースが多いようです。
こうした場合の対策は、「サビがどこから発生しているのか?」の確認が必要となってくるため、非常に手間と時間がかかる実態があります。
これに対して軒天井の近くに生じたサビの場合は、バルコニーの手すり付近の水漏れが原因として疑われることが多いようです。
このケースに該当する時には、それらを固定している部品の全部に防水用シーツを巻くなどの解決法が多く選択されます。
鉄筋コンクリートが種の建物の場合
鉄筋コンクリートで作られることの多い工場倉庫の場合は、仮設アンカーと内部に存在していた赤サビが大きな原因になりやすいと言われています。
例えば、外壁塗装工事などの際に足場固定に用いていた仮設アンカーがある場合は、工事終了後、数年経ったあたりから少しずつサビが発生することがあるようです。
これに対して内部にある赤サビの場合は、雨水によって流れ出てくる形となりますので、その発生場所の特定だけでなく、「どこから入ってきた雨水が、どのように流れているのか?」の確認も必要となるでしょう。
サビ止めの塗料はありますか?
工事倉庫の施工実績が豊富な建設会社では、お客様の業態に合ったさまざまなサビ止め塗料を用意しています。
こうした塗料を外壁や屋根に用いると、錆の原因となる水分や酸素の遮断ができるようです。
また万能な塗料を使うと、工場内の環境が改善することもありますので、気になる方は気軽に工場倉庫の外壁塗装が得意な専門店に相談をしてみてください。