最終更新日:2018年03月29日
工場見学は、なぜ大ブームなの?
食品や自動車、鉄鋼といったさまざまな企業で行われている工場見学は、近年その人気が急激に高まっています。
例えば、ドレッシングやマヨネーズの製造で有名な大手メーカーでは、この5年間で工場見学の人数が1万人ほど増えているようです。
今回は、日本国内の工場見学が大ブームになっている理由と大きな魅力を、読者の皆さんと一緒にチェックしていきます。
無料で学べるから
食品の安全性や商品の知名度をあげるために行われている工場見学は、大半の会社が無料で受け入れをしています。
こうした特徴のある工場見学には、なるべくお金をかけずに楽しく学べる遊び方を模索する親御さんが多く注目する傾向があるようです。
また広々とした施設内で行われる工場見学には、子供会や学校といった団体の社会科見学を受け入れやすい特徴もあると言われています。
もらう・食べる楽しみ
一般家庭の食卓に並ぶ食品を作る工場の場合、子供たちが飽きずに製造工程を見学できる利点もあります。
またその工場内で作られた食品やお菓子の試食やお土産があると、子供たちはそれだけでも喜んでくれる実態があるようです。
こうした形で見るだけでなく、食べる・持ち帰るといった楽しみを兼ね備えた工場見学は、やはり幅広い意味でお得度が高い社会科見学だと言えそうです。
大人も楽しめる
工場見学を行う企業では、大人でも十分に楽しめる見学コースや体験内容を用意しています。
子供と一緒にこうしたプログラムに参加する親御さんの中には、その工場で作られている食品の原材料や安全性に興味を持つ方々も多い実態があるようです。
またこうした取り組みを行う施設の増える近頃では、デートコースの中に工場見学を取り入れるカップルも増加傾向にあるようです。
企業にとってもメリットの多い工場見学
ここまで紹介した特徴により多くの人が訪れる工場見学は、会社側にもたくさんのメリットをもたらします。
例えば、工場見学内で新製品の試食品を配布すれば、多くのお客様にそのメーカーの食品を知ってもらう機会となるのです。
また素材や安全性といった企業のこだわりの部分は、工場見学の中で直接伝える方が理解してもらいやすいとも言われていますので、こうした施設の上手な活用がメーカー側により良い好循環をもたらすと捉えて良さそうです。