最終更新日:2019年01月07日
SCREENホールディングスは、彦根事業所の敷地内にディスプレイ製造装置と成膜装置の新たな生産拠点としてCS-2を建設しました。
ここではCS-2とついてまとめてみましょう。
CS-2とは?
CSとはcrystal Squareの頭文字であり、お客さんに満足してもらう製品を提供する工場であり続けたいという思いがこもっています。
CS-2は微細化が求められる有機ELディスプレイやフレキシブルディスプレイ製造装置を生産可能な洗浄度を備えています。
ディスプレイ製造装置は大型化が進み、2次電池用施工装置の生産と品質検証、ディスプレイ後の工程装置の製造に対応しています。
また中国にある合併会社と併せて、生産ラインアップの増産によって、その時期にあった装置を供給します。
CS-2を建設することで、ディスプレイ製造装置のシェア拡大が目指せるとともに、ディスプレイ製造装置や成膜装置事業において収益性を向上し、競争力を強化しなければなりません。
CS-2の建設面積は4107平方メートル、延べ床面積は4288平方メートルであり、総工費20億円をかけて建設されました。
近年のディスプレイ業界とは?
近年ディスプレイ業界では中国を中心として大型液晶テレビやスマートフォンなどの販売が非常に好調です。
また高画質なフレキシブルティスプレイは薄型化や高性能化が求められるウエアラブル端末、電子ペーパー、車載用ディスプレイなどへの活用に期待されています。
さらにここ数年で電気自動車を中心とするエコカー市場は大きく拡大することが見込まれており、リチウムイオン電池などの二次電池の需要も拡大することが予想されています。
この業界の動向があるため、中長期的な事業の継続、成長を目的としてCS-2は建設されました。
CS-2では大型化したディスプレイの製造装置に対応できますし、微細化が求められている有機ELディスプレイなどフレキシブルディスプレイ製造装置の生産に対応できる製造もあります。
豊富な生産ラインアップの増産によって、タイムリーに装置供給を実現してくれます。
CS-2の建設によってSREENのディスプレイ製造装置のさらなるシェア拡大をめざし、ディスプレイ製造装置や成膜装置事業の発展につながります。
SCREENホールディングスとは?
SCREENは半導体やディスプレイをはじめとするエレクトロニクス業界、印刷業界など最先端のソリューションで新たな分野を切りひらき、数々の世界トップシェア製品を有するグローバル企業として成長を続けています。
表面処理、直接描写、画像処理という3つのコアな技術を基軸にして、持続的な成長をめざし、新規事業の創出を含めて事業ポートフォリオの多様化を図っています。
エネルギー分野、検査計測分野、ライフサイエンス分野など様々な新規事業も行っています。