最終更新日:2018年10月10日
ここ数年で機械の発達も目覚ましいものがあります。
その影響でコンビニなどのレジを無人化にしたり車の自動運転が可能になるなどどんどん進化していっています。
メーカーの工場でも今まで生産ラインの各工程に人が入って作業をしていました。
しかし最近ではいろいろな設備を導入して自動化してきています。
工場の自動化をするとメリットになる部分も多いと言われていますが、細かい部分を見ていくとデメリットになる部分も出てきます。
そこでメリットになる点とデメリットになる点を挙げていきましょう。
人件費を削減する事が出来るメリットがある
工場にいろいろな設備を導入して自動化すると作業する人が必要なくなります。
その影響で人件費を削減する事が出来るので赤字になっている会社であれば回復する事も可能です。
人件費は給料だけでなく社会保険の負担などもあるので1人あたりでもそれなりにかかってしまいます。
工場が自動化されれば多くの人が必要なくなるので会社の負担も軽減されます。
人件費を削減するために工場を自動化しているケースも増えてきています。
作業精度が良くなるメリットがある
生産ラインの各工程に人が入って作業をしているとミスをする事が必ずあります。
途中の工程で作業車が組み付ける部品を間違えて検査でも気づかなくてそのまま取引先に出荷してしまうケースも少なくありません。
それで取引先からクレームが来て大問題になる事もあります。
しかし工場にいろいろな設備を導入して自動化すると人が作業しなくなるのでミスが起こらなくなります。
組み付ける部品を間違えて取引先に出荷するのを防ぐ事が出来るので今まで問題が発生する事が多かった工場は自動化を進めて対策している傾向があります。
設備トラブルが起こった時に出荷が遅れるデメリットがある
工場にいろいろな設備を導入して自動化すると社員もそれほど必要なくなるので以前より少なくなります。
人件費を削減する事が出来るなどメリットになる点もありますが、設備トラブルが起こった時に問題が発生する事も多いです。
設備トラブルが起こると生産する事が出来なくなるので取引先への出荷時間までに間に合わなくなる事があります。
社員がいる場合は手作業をして対応する事が出来る場合もありますが、自動化していると社員も少なくなっているので対応するのも難しくなってしまいます。
特に大きな設備トラブルが起こった時は復旧時間もかかるので自動化する時は対策しておかなければいけない点でしょう。