最終更新日:2018年06月28日
マンションのリノベーションには気を付けたいポイントがある
中古で買った倉庫や住宅に用途変更によって個性的な付加価値を与えるリノベーションは、安く個性的な住宅や飲食店を作りたいと考える施主の皆さんから注目される存在です。
こうした工事をする時に集合住宅であるマンションを買った場合は、一戸建て住宅などのリノベーションと比べて多くの障害が生じやすい実態があります。
今回は、将来的にリノベーションをする予定の方々と一緒に気をつけるべき3つのポイントを整理していきます。
管理規約を事前に読んでおく
マンション内で行うリノベーションやリフォーム工事は、全て管理規約に沿った形で行われます。
そのため、これからリフォームもしくはリノベーションを行おうと考えている場合は、管理規約を参考にしながら自分の理想が実現できる物件かどうかを吟味する必要があるのです。
ちなみに管理規約は時々変更されることもありますので、必ず最新のものを取り寄せるようにしてください。
リノベーション費用の事前確認
リフォームやリノベーション工事をする際には、見積もりをきちんと取得して具体的にいくらかかるか費用の確認をしておく必要があります。
また複数社からの見積もりを取り寄せた時に価格に大きな開きがある場合は、その理由を担当者に確認しながら金額・内容ともに納得できる状況下で契約をすべきと言えるでしょう。
また見積もり金額があまりにも高い時には、自分の予算に近づけるために削れる部分のアドバイスなどを設計施工業者に求めてみても良いでしょう。
リノベーション専門家との事前相談
自分の希望する住宅の条件があっても、建築の知識の全く無い素人の皆さんの場合、キッチンの動線やコンセントの数などの部分で、見落としがちなポイントが非常に多く存在する実態があります。
こうした注意点の見逃しによる失敗を防ぐためには、リノベーションやリフォーム工事を得意とする設計施工業者との事前打ち合わせを何度か行い、自分の理想とするプランの問題点などを指摘してもらうことも大変おすすめとなります。
また用途変更を伴うリノベーションの場合、単純なリフォームと比べて使い勝手の部分で違和感などが生じやすい実態もありますので、専門性の高い担当者とじっくり相談をしながら実用性も兼ね備えた仕上がりに向けて計画を立てていくのが理想となるでしょう。