最終更新日:2018年03月29日
工場・倉庫における塗装費用はどのぐらい?
工場倉庫の外壁塗装や屋根塗装にかかる費用は、塗料のグレードと面積によって大きく変わる実態があります。
塗料のグレードとしては、シリコン塗料・ウレタン塗料・遮熱塗料・フッ素塗料といった種類があります。
例えば、比較的小さなトータル30坪の塗装を行った場合、最も安いウレタン塗料では50万円前後、最も高額なフッ素塗料を選んだ時には70万円を超えてしまう実態があるようです。
こうした形で同面積であっても塗料により金額が変わってくる外壁塗装や屋根塗装を行う際には、工場倉庫の施工実績が豊富な建設会社に見積もり依頼をするのが理想となるでしょう。
工場・倉庫における塗装の塗替え時期とは?
工場倉庫の外壁塗装や屋根塗装を行う場合、下記のように塗料によって耐用年数が大きく異なる実態も頭に入れておく必要があります。
・アクリル塗料 → 約5年
・ウレタン塗料 → 約8年
・シリコン塗料 → 約10年
・フッ素塗料 → 約12年
例えば、現代の外壁塗料で最も相場の安いウレタン塗料を使った場合、高級塗料と呼ばれるフッ素塗料と比べて大きく施工時のコストを抑えられます。
しかし耐用年数が8年と非常に短いウレタン塗料の場合、長いスパンで考えるとコストパフォーマンスが良いとは言えない難点があるのです。
これに対してフッ素塗料の場合は、耐久性の高さなどの利点もありますので、工場倉庫における塗料選びをする際には、「短いスパンで考えるか?長いスパンで検討するか?」を最初に決めておくのが理想となりそうです。
工場・倉庫で人気の高い塗料の種類とは?
工場倉庫の外壁塗装で近頃人気があるのは、遮熱塗料と呼ばれる種類です。
真夏の猛暑日が続くことの多い近年の日本では、エアコン費用を節約するために、遮熱塗料を使った外壁塗装を行う事業主が増え始めています。
また遮熱塗料には二酸化炭素の削減というメリットもありますので、環境の保全や低汚染性の高い施工方法を模索する工場にも、この種類のおすすめ度は非常に高いと言えそうです。
工場・倉庫における塗装工事をするなら早めに相談を
一般住宅や店舗と比べて遥かに大きな工場倉庫の場合、外壁塗装工事だけで半月~1ヶ月ほどの期間がかかる実態があります。
また日々お客様の大事な製品を製造する工場においては、これだけ長い日程調整をするのが難しい実態がありますので、錆や劣化などにより外壁塗装の必要性に迫られた時には、なるべく早めに工場倉庫に強い建設会社に相談をするのがおすすめとなるでしょう。