最終更新日:2018年10月10日
大手自動車メーカーなど工場の求人を見てみると勤務形態が2交代制になっている事も多いです。
1日の生産台数が多いので昼間だけでなく深夜の時間帯でも稼働しなければいけない影響で2交代制で勤務するのです。
基本的には月曜日から金曜日まで日勤で勤務したら土日で休んで次の週の月曜日から金曜日までは夜勤で勤務する形になります。
そこでこのような工場勤務の2交代制はどのようなメリットやデメリットがあるのか紹介していきましょう。
お金を稼ぐ事が出来るメリットがある
2交代制になると1週間おきに夜勤で勤務する事になります。
労働基準法では22時から5時の時間帯に働く場合は深夜手当を支給しなければいけないと決められています。
その影響で夜勤で勤務する時は深夜手当が加算されるのでもらえる給料も多くなります。
また工場では日勤と夜勤を交代して勤務する時に交代手当も加算される事が多いです。
深夜手当や交代手当が加算されるので平常勤務をしているよりお金を稼ぐ事が出来るメリットがあります。
残業が少なくなるメリットがある
工場は1日の生産台数のノルマがあるので達成すれば終了となりますが、何かトラブルが発生してしまうと時間内で終わらなくなってしまう事もあります。
平常勤務だと残業して対応する事になるので作業者にも負担がかかって体調を崩す事も少なくありません。
しかし2交代制勤務だと日勤の勤務終了時間に夜勤の作業員が来るので任せる事が出来ます。
金曜日の夜勤で勤務していて生産台数のノルマが達成していなかった時に残業する程度になります。
平常勤務に比べて残業が少なくなるのも2交代制勤務のメリットになります。
慣れるのに時間がかかるデメリットがある
人間の体は昼間に起きていて夜に睡眠を取るようになっています。
しかし2交代制勤務で働くと夜勤をしなければいけないので昼間に睡眠を取って夜に働く必要も出てきます。
固定してくれればまだ慣れやすいのですが、日勤と夜勤を1週間ずつ交代するので慣れるのに時間がかかります。
休みの土日の過ごし方を工夫しなければいけないので大変に感じる人も多いです。
太りやすくなるデメリットもある
2交代制勤務だと夜勤で働く事になるので深夜のご飯を食べる事も多いです。
深夜の時間帯は体に脂肪が蓄積されやすいのでご飯を食べていると太ってしまう事も少なくありません。
健康診断でいろいろな項目で異常値が出てしまう事もあるので健康面でも注意しなければいけません。