最終更新日:2018年12月14日
ここ数年で工場もオートメーション化が進んでいる影響で作業も機械を使うのが主流となっています。
今までは作業者が加工をしていましたが、現在では機械が加工をするので社員は機械を操作する仕事をする事になります。
機械を操作する人の事をマシンオペレーターと呼ばれていて複数の加工を同時に出来るマシニングセンタをを使っている事が多いです。
マシニングセンタオペレーターも最近では増えてきていますが、実際にどのような人が向いているのか紹介していきましょう。
集中力がある人
マシニングセンタオペレーターの仕事をするようになると数値を入力する事が多くなります。
一つでも入力ミスをしてしまうと加工する部分が変わってきてしまうので失敗となってしまいます。
その影響で仕事を受注したクライアントに対して品質面で問題がある製品を出荷してしまう可能性も考えられます。
『マシニングセンタオペレーターの仕事は数値の入力ミスをしないようにする事が大切になってくるので集中力がある人はすごく向いています。』
逆に集中力がない人は危険性が高いので任せてもらえない事が多いです。
物を作るのが好きな人
マシニングセンタは複数の製品を同時に加工する事が出来る工作機械なので基本的には物を作る事に携わります。
そのため物を作るのがあまり好きではない人はいい加減になってしまう事も少なくありません。
最初はしっかり操作していても慣れてくると集中力が切れて失敗してしまうケースも意外とあるものです。
『逆に物を作るのが好きな人は操作に慣れてきても完成した時の達成感を味わいたいという気分にもなれるので高い集中力を保ち続けられます。』
物を作るのが好きな人は性格の面でマシニングセンタオペレーターの仕事をするに向いています。
初心者でも出来るけど注意点がある
マシニングセンタオペレーターの仕事は特別は資格は必要ないので基本的に初心者でも出来ます。
最初は情報を入力されている状態で操作方法を覚えていく事になりますが、慣れてこれば自分で入力する事が出来るようになります。
しかし加工する金属の形などは製品によって変わってくるので注意しなければいけません。
『そのため初心者がマシニングセンタオペレーターの仕事をする場合は加工具合を調整する事が出来るようにする必要があります。』
金属の熱の伝わり方や曲がり方などが微妙に違ってきたりするので予測しながら加工していく事が大切になってきます。
経験を積んでいけば出来るようになるので意識して取り組んでみるといいでしょう。