空室対策に家具やインテリアを配置しよう！おすすめのアイテムと選び方 - 滋賀・京都で賃貸マンションアパートのリノベーション・リフォームならSAWAMURA

最終更新日:2022年09月27日

賃貸オーナーにとって、空室問題はすぐにでも解決すべき問題です。

現在、経営する物件に空室が発生しているのであれば入居者の興味を強く惹くような展開を考えましょう。

そのためにも、空室に「家具を置く」という工夫をしてみませんか？

• 1 空室対策として家具を設置することが大切
• 2 リビングやワンルームに置くべき家具
• 3 玄関や水回りに置いておくべきもの
• 4 部屋のどこに置いてもいいもの
• 5 まとめ

空室対策として家具を設置することが大切

空室をそのままにしておくことは、賃貸オーナーにとっては収入の機会を損失することと言えるでしょう。

人が住んでいない家はどうしても痛みやすく、修繕費が余計にかかってしまうこともあります。

効果的な空室対策によって、きちんと入居者を獲得することは賃貸オーナーにとって重要と言えるでしょう。

そのために「空室に家具を設置する」という方法があります。

家具を配置する一番のメリットは、内覧にやってきた入居希望者にとって、その部屋で暮らすイメージをしやすくなるという点です。

がらんと広い空室を目にしただけでは使い勝手を具体的に想像しにくく、なにもない分、かえって狭く見えてしまうこともあります。

手持ちの家具を配置する想像もしにくく「この部屋には置けないかも」と考えてしまうこともあるでしょう。

しかし空室に家具が設置してあれば、実際に家具を入れたときの雰囲気をイメージしやすくなります。

ベッドなどの大きな家具も、なにもヒントのない状態で想像するより、「目の前のベッドに比べて大きいかどうか」という目線で考えた方が想像がしやすくなりますよね。

できるだけ色々な家具を用意しておくことで、入居希望者は具体的なイメージを抱きやすくなるでしょう。

リビングやワンルームに置くべき家具

それでは、具体的にどんな家具をどこに置けばよいのでしょうか？

まず注目したいのは、リビングなどの居室です。

ワンルームであれば、メインとなる部屋にはぜひきちんと家具を入れて、生活を想像させたいものです。

一日の中でも特に長い時間を過ごす空間が印象的に映れば「ぜひここで暮らしてみたい」とポジティブなイメージを植え付けることができるでしょう。

家具のイメージは、演出したい雰囲気によっても変えてみてください。

例えば、忙しいひとり暮らしのビジネスパーソン向け住宅ならリラックスできる空間にしたいですよね。

反対に、ファミリー向け物件なら四人〜五人でもゆったり過ごせる空間が好まれます。

テーブルひとつ置くにも、ワンルームならデザイン性重視の「こんな部屋に住んでみたい！」と思わせるようなテーブルが理想です。

ファミリー向けであれば、4人掛けのダイニングテーブルを配置し家族みんなで過ごすイメージを膨らませることが大切です。

ゆったりとしたテーブルは高級感があり魅力的ですが、空間を圧迫して部屋が狭く見えないよう注意しましょう。

テーブルを置く位置についても、適当に決めてはいけません。

ソファなどほかの家具との兼ね合いも考えながら、動線をイメージすることでより印象的に映ります。

ソファには、白やベージュのような明るいカラーを選びましょう。

暗いカラーのものは存在感が主張されすぎて、結果的に圧迫感にもつながってしまいます。

明るい色味とシンプルなデザインのソファであれば、圧迫感を演出しすぎることなく、好印象に映るでしょう。

シンプルなソファだからこそ、華やかなデザインのクッションを添えるのもおすすめです。

差し色や柄が印象的なクッションなら、ソファとのコントラストが映えます。

そのほかの小物やカーテンとカラーを揃えることで、統一感を演出することもできますよ。

ちなみに、空室にカーテンを取り付けておくと、日中に部屋へ差し込む光によって床や壁が日焼けする状態を防いでくれます。

空室をきれいに保つためには、遮光タイプのカーテンを取り付けるのがおすすめです。

玄関や水回りに置いておくべきもの

入居希望者がよく目を通したい箇所として、玄関や水回りも外せません。

しかしこれらの場所は、リビングに比べてあまりごちゃごちゃしているといい印象にならないので、あまりなにも置かないでよいでしょう。

ただし、例えば「収納の大きさをアピールしたい」というときには、収納スペースに小物を置いておくのもよいでしょう。

洗面スペースならドライヤー、玄関ならスリッパというように関連したアイテムを置いておけば、サイズ感がより伝わりやすくなります。

スリッパは、実際に内覧者が履くことになるケースも多いはず。

そのため、生地が薄くペラペラのスリッパなどは避けておきたいものです。

なるべくしっかりと厚手で高級感を感じさせるスリッパなら、印象もよくなるでしょつ。

部屋のどこに置いてもいいもの

用意したいアイテムの中でも、比較的どこにでも置けるのが観葉植物です。

リビングはもちろん、それ以外のスペースでも「なにかさみしい」と思ったなら、用意してみましょう。

手のひらサイズの小さな観葉植物なら、玄関やキッチンにも置けますよ。

また、必須となる照明類にこだわるのもおすすめです。

基本的な照明は、部屋全体を明るく照らし出すものがおすすめです。

そのほかにも間接照明やスタンドライトを取り入れることで、印象的な空間を演出できます。

おしゃれな雰囲気を演出したいときにはスポットライト型の照明が用いられることもありますが、部屋が暗くなりやすい点には注意です。

また、リビングや玄関、水回りなどさまざまな場所に、絨毯やマットの類を用意しておきましょう。

床の色に近い絨毯なら、存在感が強すぎずに部屋を広々と見せてくれますよ。

まとめ

空室対策の方法はさまざまありますが、入居希望者が定期的に集まる物件であれば部屋の印象をよくすることで成約へつなげられるでしょう。

そのためにも、生活を身近に感じられそうな家具や小物を用意しておき、その場所で生活するイメージを膨らませられるようにしたいものです。

その際にはターゲット層を意識しながら、家具の雰囲気や大きさにもこだわってみましょう。