テレワーク勤務がはかどる！今ドキ物件の作り方＆アピールの仕方 - 滋賀・京都で賃貸マンションアパートのリノベーション・リフォームならSAWAMURA

最終更新日:2022年09月27日

新型コロナウイルスの蔓延をきっかけに、今、多くの企業でテレワークが導入されています。

こうした世間の変化は不動産業界にも少なからず影響を与えています。

効果的な空室対策をお考えのときには、テレワーク勤務をする人へ向けた物件展開を考えてみてはいかがでしょうか。

• 1 テレワークが不動産に与える影響
• 2 テレワークに合った設備を導入しよう
• 3 テレワーク環境を構築するためにリフォームが必要？
• 4 テレワーク向きの環境であることを入居希望者へアピールしよう
• 5 まとめ

テレワークが不動産に与える影響

新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、テレワークを導入している企業はますます増加しています。

かつては導入しただけで、実際には活用されていなかった企業も2020年以降には実施率が増加しています。

現在では、業種を問わずにあらゆる企業でテレワークが根付いていると言ってよいでしょう。

これにより、賃貸物件や不動産を選ぶ際にも「テレワークがはかどるかどうか」を意識する人が増えると言われています。

賃貸オーナーとしては、テレワークをするビジネスパーソンをぜひターゲットに入れたいものですよね。

特に地方や駅から遠い立地など、デメリットになりうる特徴のある物件を経営している賃貸オーナーは、出勤の必要がなくなることで物件の需要が増すかもしれません。

テレワークに合った設備を導入しよう

テレワークを行っているビジネスパーソンへ向けて物件を打ち出していくなら、そのための設備を整えるところからはじめましょう。

まず必須の設備となるのが、無料のインターネット回線です。

テレワークでは、インターネット環境がなければ仕事さえままならなくなってしまいます。

もともとインターネット設備は、賃貸物件を探す入居者が「あると嬉しい設備」として挙げることの多い人気の設備でしたが、テレワークを推奨するならなくてはならないものとなります。

あわせて、テレワーク中の来客対応を快適にするための工夫も取り入れましょう。

そのひとつとなるのが宅配ボックスです。

やはり新型コロナウイルスの影響により、自宅にいながらネットショッピングをする人が増加している今、宅配便が届くたびに対応をするのはわずらわしいものです。

しかし宅配ボックスがあればいちいち対応せず業務に集中できるでしょう。

またアパートやマンションでは、自宅にいる時間が長くなると入居者同士のトラブルが増える傾向にあります。

上階の住人が立てる足音、隣の部屋の住人の物音など、普段は気にならないものでも仕事に集中しているとなるとストレスにつながりやすくなります。

トラブルが改善されない場合には、入居者が退去を選ぶこともありますから賃貸オーナーとしては早い段階で防音対策をしましょう。

防音対策の内装リフォームを済ませておけば、心地よくテレワークできる環境が整いやすくなるでしょう。

テレワーク環境を構築するためにリフォームが必要？

テレワークに適した環境を構築する上で、必ず大規模な工事が必要なわけではありません。

しかし、場合によってはリフォームやリノベーションをすることによってよりニーズに適した物件を目指せます。

例えば、広々としたお部屋の物件は魅力的ですが、リモート会議などを行う際にはかえって小さな部屋のほうが需要が高くなるかもしれません。

その際には広い部屋の一角に仕切りを作り、簡易的な個室を設置してみてもいいかもしれません。

物件全体に防音設備を取り入れるのが費用面で難しくとも、簡易個室のみを防音しようにするのならそこまで難しく感じられないでしょう。

ただし、中には閉塞感のある完全な個室よりも、ほかの部屋とのつながありのある部屋や、必要に応じて開放もできる部屋のほうがよいという人もいるでしょう。

その際には簡易的な仕切りを設けるのもおすすめです。

パーテーションやロールスクリーンを導入する程度であれば、壁を入れる工事に比べ楽に感じられるはずです。

テレワークスペースは小さなスペースでも問題ありませんが、収納はしっかり作っておきましょう。

壁に本棚や収納、ワークデスクを埋め込むなど、限られたスペースを有効活用できる工夫を取り入れてみましょう。

テレワーク向きの環境であることを入居希望者へアピールしよう

賃貸物件の中で、テレワークに特化している物件というのは増えてはいるものの、まだまだ数が限られます。

そのため、賃貸物件の情報としてきっちり記載し、魅力のある物件であることをわかりやすくアピールしましょう。

賃貸情報サイトなどに情報を載せているのであれば「テレワーク」「リモートワーク」という文字は必ず入れておきたいもの。

さらに内覧へ来た入居希望者へも、増設したワークスペースの使い方がイメージしやすいように適切な家具類を入れておきましょう。

ワークデスク、ワークチェア、パソコンなどをディスプレイしておけば、その部屋に住んで働く自分の姿をイメージしやすくなります。

まとめ

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに広がったテレワークは、今後も働き方改革の一環として推進されていくと考えられています。

コロナ禍収束後も続く働き方となることを考え、賃貸物件もテレワーク向きの展開を考えましょう。