人気設備の導入が空室対策になる！物件に合った室内用物干しの選び方 - 滋賀・京都で賃貸マンションアパートのリノベーション・リフォームならSAWAMURA

最終更新日:2022年10月28日

空室対策を考えている賃貸オーナーにおすすめしたいのが「新たに人気設備を取り入れる」という方法です。

賃料や立地などあとから手をつけにくい分野と違い、新たな設備導入はいつでもでき、また空室対策も期待できるでしょう。

そこで「室内用物干」を取り入れてみませんか？

• 1 賃貸物件に室内用物干しは必要？
• 2 室内用物干しにはどんな種類がある？
• 3 室内用物干しのタイプにも注目
• 4 賃貸オーナー向けの室内用物干しの選び方
• 5 まとめ

賃貸物件に室内用物干しは必要？

室内用物干しとは、窓際などに設置して洗濯物を干すために使用する物干し設備のことです。

一般的に物干しは、太陽光を存分に浴びれるようにベランダやバルコニーなどの屋外に設置するものですよね。

しかし年々、室内用物干しの需要は増加傾向にあります。

室内用物干しのメリットはなんと言っても、取り込む手間が省けることにあるでしょう。

仕事などで家をあけがちな人の場合、つい洗濯物を干したままにしてしまうこともあるのではないでしょうか。

洗濯ものを出したままにしているとせっかく洗ったものも雨風の影響を受けてしまいますし、盗難などのリスクもあがります。

時期によっては花粉などの異物が付着するトラブルもあるでしょう。

室内干しならば、そうしたトラブルを避けられ、選択のタイミングも生活スタイルに合わせて柔軟に対応できます。

「どうしても、夜に洗濯をしなければいけない」というときにも役立ちます。

室内用物干しにはどんな種類がある？

室内用物干しと一言でいってもさまざまな種類があるため、賃貸オーナーは物件の特徴などを踏まえて適切なものを選びましょう。

例えば設置場所についても天井タイプや壁タイプといった種類があります。

天井タイプには、使用しないタイミングでは天井に収納できる、もしくは外せるものもあります。

使わないタイミングできちんと収納しておけば、場所をとることもありません。

壁に設置できる室内用物干しの場合は、例えばベランダへと続く窓の上のあたりに設置することで、室内干しながら洗濯物に太陽光を当てられるものがあります。

そのほか、壁ではなく窓枠そのものに設置するタイプの室内用物干しもあります。

ただし、窓を開ける際にはその都度物干し竿を取り外さなければならない製品もありますので、使用者の目線に立ちどのような製品なのかよく確認しておくとよいでしょう。

さらにワイヤータイプといって、壁のあいだをワイヤーでつなげてそこに洗濯物を干せるものもあります。

ワイヤータイプは天井タイプと同様に、使っていないあいだにはワイヤーごと収納できるのでスペースを広々と使うことができます。

ただしワイヤーは物干し竿タイプと違い、重さに対してやや強度が足りない傾向にあります。

一度にたくさんの洗濯物を干そうとすると中央に寄ってしまうこともあるので、ファミリー世帯では使い勝手が悪く感じられることもあるでしょう。

室内用物干しのタイプにも注目

室内用物干しには、取り付け場所の種類だけでなくタイプの違いにも注目してみましょう。

例えば昇降タイプの室内用物干しは、天井に設置した物干し竿を昇降することで使用します。

洗濯物を干すときには使いやすい高さまで昇降させ、使わないときには天井の邪魔にならない場所に収納できます。

電動タイプなら、リモコン操作で昇降させることもでき便利です。

ただし、賃貸物件ではあまり一般的とは言えません。

どちらかというと、スポット型と呼ばれる金具で吊り下げるタイプのもののほうが導入しやすく、賃貸オーナーに選ばれています。

使うときはスクリーンのように吊り下げればよく、使わないタイミングでは取り外しておくことができます。

賃貸オーナー向けの室内用物干しの選び方

このように室内用物干しにはさまざまな種類とタイプがあるからこそ、どれを選べばいいのか悩んでしまうのではないでしょうか。

その際には、経営している賃貸物件にどのような特徴があるのかを踏まえて決めましょう。

例えば、学生や単身者をメインターゲットとした賃貸物件では、室内用物干しを導入することで居住空間が狭くなってしまう可能性があります。

そのため壁や窓に取り付けるタイプよりも、日常生活で邪魔になりにくい天井に設置するものがおすすめです。

しかし、日当たりのいい物件であればその日当たりを生かさないのはもったいないものです。

その場合は日差しを受けやすい窓際や壁に室内用物干しを取りつけましょう。

また「若い入居者が多い」、「おしゃれな部屋として売り出している」というような物件では、きちんと収納できるかどうかを重視するのもいいかもしれません。

収納できないタイプはどうしても見栄えが悪くなりやすいのですが、スタイリッシュなデザインのものなら生活感を覚えにくく、好印象なお部屋作りが叶います。

まとめ

室内用物干しは、仕事が忙しい人をはじめさまざまな世帯に人気のある設備です。

需要の高い設備を取り入れることで、空室対策につなげましょう。

どんな室内用物干しが適しているか考える上では、入居者のターゲット層や物件の特徴も踏まえながら選んでみてください。