※1:2017年10月から2023年6月まで、施工から5年後までの入居率100%<自社調べ>
※2:令和3年 第13回 リノベーション甲子園 優勝、令和4年 第14回 リノベーション甲子園 優勝」
事故物件は家賃を値下げする必要がある?入居者への告知義務とは?いつまで?
最終更新日:2022年11月29日
近年、メディアでも「事故物件」という言葉を耳にする機会が増え、一般的にも認知されてきています。
賃貸オーナーにとっては、収入に直結する重大な問題にもなりうることからこうしたトラブルが起きたときにはあわててしまうでしょう。
経営する物件がいわゆる事故物件になってしまったとき、値下げや告知をしなければならないのでしょうか?
事故物件では賃料の値下げが必要?
事故物件とは、物件内で亡くなった方がいる場合など、次の入居者が不安、つまり「心理的瑕疵」を覚える可能性のある物件のことです。
事故物件と一言で言っても亡くなった理由はさまざまで、本当に事故の場合もあれば、事件による殺人、自殺などの死因であってもひとまとめに「事故物件」とされます。
事故物件の問題は、やはりなんと言っても「次の入居者が見つかりにくい」ということでしょう。
「前の住人が死んでいる部屋」というと、設備そのものに問題はなくとも、どうしてもどこか気になってしまう人は多いものです。
そのため、気が進まない入居者の後押しをするために家賃を下げる賃貸オーナーも少なくありません。
「事故物件は必ず家賃を下げるもの」というわけではないものの、値下げをしないとなかなか入居者を見つけられない事態に陥る場合もあります。
物件そのものには問題がなくても「あまり住みたくない」と思われてしまう物件というのは、結果的に価値の低い物件と言えます。
そのため賃料についても、価値に見合うようにしなければいけません。
事故物件は必ず伝えなければいけない?
事故物件というと入居希望者が見つかりにくくなる、とあれば「事故物件であるとわざわざ伝えると損では?」と思ってしまうでしょう。
しかし賃貸オーナーには、事故物件を入居希望者にきちんと伝える「告知義務」が存在します。
これは国土交通省の「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン」で定められています。
これにより事故物件の取引(売買・賃借は問わず)を行うときには、必ず相手に事故物件であるという旨を伝え、納得してもらった上で契約をしなければいけなくなりました。
ガイドラインでは「殺人、自殺、事故」に当たる場合、事故物件と定義しています。
自然死などの場合は、ガイドライン上は事故物件と定義されていません。
亡くなった場所については居住スペースだけでなく、玄関や廊下といった共用部分でも告知義務があります。
こうした物件の告知義務が生じる期間は、だいたい3年とされています。
そのため事故発生より3年経ったタイミングでは、入居希望者への告知義務はなくなります。
しかし、直接「ここで事件があったんですか?」などと聞かれた場合には、嘘をついてはいけません。
のちのちトラブルにならないためにも、情報開示はしておくとよいでしょう。
事故物件の賃料はいつまで下げた状態にしておく?
事故物件の賃料を下げた場合には「ずっと下げ続けたままでなければいけないの?」と不安を覚えてしまいますよね。
事故物件の賃料は告知義務と同様、3年経過すればもとに戻してもよいと考えられます。
告知が不要になるタイミングで、もとの金額に戻しましょう。
注意しなければいけないのは、そのとき部屋に入居者がいるケースです。
毎月決まった金額を支払っている入居者に、突然「今月から値上げします」と伝えても、なかなかスムーズに受け入れてもらえないでしょう。
新たなトラブルに発展する可能性もありますから、賃料の値上げは新しく入居者を募集するタイミングに限ってください。
事故物件は早めに対応すべき
物件が事故物件となってしまった場合、これまでと同様の経営では新しい入居希望者を見つけるのが難しくなるかもしれません。
そのため、価値を損なわないための工夫をできるだけ早く行う必要があるでしょう。
空室対策として効果的なのはやはり賃料の値下げやリノベーションです。
例えば亡くなった人の形跡が残っている部屋は、特殊清掃によってきれいにする必要があります。
しかしそうでない場合でも、亡くなった状態とあまり変わらないままではなんとなく抵抗を覚えるという人もめずらしくありません。
そこできちんとリノベーションをして、新しく清潔なイメージに近づけましょう。
事故物件でも雰囲気がよければ「安くいい物件に住めるなんてラッキー!」と感じる人もいます。
借り手が見つからず焦っているときには、ぜひ検討してみましょう。
まとめ
事故物件の告知義務は、おおむね3年程度とされています。
物件内で事故や事件、自殺によって人が亡くなったときには3年程度を目安に賃料を下げるなど、工夫しましょう。
工夫次第では心理的瑕疵のある物件も進んで入居したいと考える借り手が見つかる場合があるためリノベーションなどを取り入れながら対応しましょう。
こんなお悩み、解決します!
マンション経営を取りまく環境は
年々厳しくなっています。
-
空室期間が
長くなってきた -
年々家賃が
下がっている -
リフォーム後も
入居が決まらない -
賃貸専門のリノベ
業者を探している
入居サポート×リノベーションで空室を埋める
自信があります!
最速で成約を獲得するための
入居サポート
SUPPORT
- 01工事着手後、完成イメージパースですぐに仲介活動開始!
- 02全国で探せる賃貸物件専門サイト『リノステナビ』に登録!
- 03週1回の入居募集や清掃巡回入居が決まるまで継続!
資産価値の高い
リノベーション
RENOVATION
- 01市場調査に基づくデザイナーズルーム家賃が上がるお部屋に!
- 02表層改修と設備交換の組み合わせ費用対効果が高い!
デザイナーズルーム
とは?
家賃が高くても住みたい部屋を選ぶ物件思考の入居者をターゲットにすることで、築古物件や駅から遠い物件でも、入居が決まる部屋づくりを提案します。供給過剰状態にある賃貸市場においては、競争のすくない市場で勝負することが大切です。
お喜びの声をいただいています!
空室リノベーション
成功事例!
1室あたり12,000円の家賃アップが実現しました!
宇治市 T様、Y様親子
入退去を重ねるうちに価値が下がり低家賃となっていたお部屋をリノベーション。他の部屋よりも高い家賃設定でもすぐに入居が決まった。それぞれ異なるデザインプランで作った10室は現在満室状態が続いている。
工事の特徴
- 3点ユニット→風呂・トイレ別
- 室内洗濯機置き場新設
- ミニキッチン→コンパクトキッチン
- カウンターやオープンクローゼットを設置
物件情報
住所 | 京都府宇治市 |
---|---|
築年数 | 32年 |
間取り・専有面積 | 1R・18㎡ |
相場家賃/管理費 | 35,000円/5,000円 |
成約家賃/管理費 | 47,000円 /5,000円 |
入居率20%だったマンションが満室に!
京都市 N様
5室中空室だった4室を若いファミリーをターゲットにリノベーション。交換が不要な設備はそのまま使用することで工事費を抑制したが、無事入居付けに成功。
退去があった後もすぐに次の入居が決まり、 高稼働率を保ったまま運営を続けている。
工事の特徴
- 間取り変更なし
- アクセントクロスでイメージチェンジ
- 洗面台交換
- 押入れをクローゼット化
物件情報
住所 | 滋賀県草津市 |
---|---|
築年数 | 24年 |
間取り・専有面積 | 2LDK・60㎡ |
相場家賃/管理費 | 66,000円/6,000円 |
成約家賃/管理費 | 72,000円/6,000円 |
プランニングから施工・入居付けまで
ワンストップ
サポート!
『入居が決まる』『稼働率が上がる』お部屋づくりの流れをお伝えします。
-
01
マーケティング調査・
プラン提案お問い合わせ・ヒアリング後、物件周辺エリアの分析やライバル物件の調査を行います。周辺物件との差別化に必要な項目を確認し、最適なリノベーションプランを立案します。
-
02
収支シミュレーションリノベーション後の収支シミュレーションを行います。適切な家賃設定と工事内容で、投資損のない「入居が決まる」お部屋を提案し、オーナー様の経営をサポートします。
-
03
リノベーション工事提案に納得いただけましたら、工事に入ります。生活スタイルに合わせた間取りの変更や、適切な設備の入れ替えにより、「暮らしたい」お部屋に生まれ変わらせます。
\ 安心の施工品質と経営基盤 /
1950年創業の地域ゼネコンとして培ってきた技術力と経験で、高品質な施工を実現します。安定した経営基盤を軸に、オーナー様のビジネスパートナーとして末永いお付き合いをさせていただきます。
-
04
入居サポート・成約入居付けまでを一貫してサポートいたします。イメージパースを活用し、工事再開後すぐに募集活動をスタート。仲介店舗・管理会社との協力により、早期成約を実現いたします。
\ 退去後もお任せください /
入居が決まって終わりではありません。数年後、もし退去があった場合には速やかに再募集活動を実施し、満室状態の継続をサポート。ずっと安心してお任せいただけます。
改善のポイントがわかる!
賃貸リノベーション
事例
賃貸リノベーション・リフォーム事例
入居率・空室率改善事例
もっと見るよくあるご質問
-
Q家賃設定の相談は可能ですか?
A周辺物件の相場家賃調査、仲介業者からの聞き取りを行い、適正な家賃設定をサポートいたします。
-
Q費用はどのくらいかかりますか?
Aリノベーションから入居サポートまで含めたパッケージ価格となっており、平米5~7万円に設備交換費用を加えた金額が目安となります。(物件の現状・間取りによって変わりますので、お見積もりを提出させていただきます)
-
Q家賃保証はありますか?
A家賃保証付きリノベーションのプランもご用意しております。1室単位でも可能ですので、お気軽にご相談ください。(※保証付きプランの場合、デザインや家賃設定は当社から提示させて頂きます)
-
Q関東に住んでいますが、滋賀・京都に所有しているマンションについて相談可能ですか?
A遠方の方もお気軽にご相談ください。オーナー様の代わりに物件や周辺環境の現状確認含め対応させていただきます。オンラインでのお打ち合わせも可能です。