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住宅用火災警報器には設置義務がある!どこで買える?どこに設置する?
最終更新日:2022年12月28日
賃貸オーナーは、入居者の安全を確保するためにさまざまな工夫を取り入れなければいけません。
その一環として、住宅用火災報知器の設置が義務化されたことをご存知ですか?
知らずに違法行為をしてしまわないよう、賃貸オーナーが知っておかなければいけない住宅用火災報知器の基礎知識をご紹介いたします。
住宅用火災報知器とは?
住宅用火災報知器とは、火災が発生したときに作動し、火災を知らせてくれる装置のことです。
2006年の改正消防法施行以降、すべての住宅において「住宅用火災警報器」の設置が義務化されました。
すでに自動火災報知設備が設置されているアパートやマンションであれば必要ありませんが、そうでなければ住宅用火災報知器を新たに設置しなければいけません。
義務化されていると言っても、実際に必要な設備を設置していることの証明や届け出は不要です。
設置していないからと言って、罰則などもありません。
しかしながら、設置していない物件で火事が発生したとなると、大きな問題となるでしょう。
万が一死亡事故が発生したとなれば、その責任も当然問われるはずです。
安全のためには、できるだけ早く設置しておきたいものです。
住宅用火災警報器は、ホームセンターや家電量販店といった店舗で購入可能です。
メーカーが違えば機能も違い、それによって金額もさまざまに展開されています。
種類の多さに悩んでしまうかもしれませんが「購入してみたけれど、この警報機では問題があったーというようなことはありませんよ。
予算と相談しながら、適切なものを購入しましょう。
ちなみに、大体10年ほど経つと交換時期の目安となります。
バッテリー寿命が10年ほどのものであれば、交換時期も分かりやすくなるでしょう。
住宅用火災警報器を設置する場所は?
住宅用火災警報器は、設置義務のある場所も定められています。
設置するのは、賃貸物件における「すべての寝室と階段」です。
賃貸オーナーの場合、経営している物件のすべての部屋のすべての寝室、および階段に煙式の住宅用火災警報器を設置しなければいけません。
深夜、家族がみんな眠っている時間帯には、火災が発生していたとしてもなかなか気付きにくいものです。
結果として、逃げ遅れて最悪のケースに……といったトラブルも起こりやすくなります。
寝室に住宅用火災警報器を設置しておけば、眠っている間に火災が発生してもすぐ気がつきやすくなるため、義務化されているのです。
そして階段は、階下で火災が発生したときに一番に煙が伝わってくる部分です。
あらかじめ住宅用火災警報器を設置しておけば、火災に気付きやすくなります。
その分、浴室や洗面所といった部分については、設置義務はありません。
しかし詳細はそれぞれの自治体によって違い、条例の内容次第で設置義務が発生することもあります。
自治体の所轄消防署による情報を確認しておきましょう。
住宅用火災警報器はどこに取り付ける?
住宅用火災警報器は、火事が発生したときに煙や熱をキャッチできる部分につけなければいけません。
そのため、天井か壁面に取り付けます。
天井取り付けるタイプのものであれば、周辺に何もない部分に設置するようにしてください。
煙式のものであれば、壁や梁から煙式は60cm以上、熱式であれば40cm以上離します。
あわせて照明器具のように熱をもっているものからも、距離をとって設置するようにしましょう。
ちょっとした熱でも、誤作動につながりかねません。
壁面に設置するときには、天井から15~50cmまでの範囲に設置してください。
熱や煙は天井へ向かってのぼっていくため、低い位置に設置しすぎると反応しない場合があります。
反対に、設置に向いていない場所は?
さらに、設置に向かない場所というのも存在します。
例えば換気扇や扇風機の近く、エアコンや空気清浄機の近くです。
このような空気の流れが激しい場所では、火災による煙が発生していても、うまく感知できなくなることがあります。
さらに煙や蒸気が出やすい場所でも、きちんと作動しない可能性がありますので設置しないようにしてください。
また、住宅用火災警報器に水がかかってしまうと、故障の原因になってしまいます。
常に湿度が高い場所も、同様の理由で避けてください。
さらに、ホコリや虫によって住宅用火災警報器が反応してしまうことがあります。
住宅用火災警報器の周りは、できるだけきれいな状態をキープしましょう。
誤作動が多いように感じるのであれば、これらの条件に当てはまっているからかもしれません。
上記のような場所を避けて設置し直してみてください。
まとめ
2006年以降、すべての寝室や階段へ住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。
賃貸オーナーは、これらの条件を満たすために経営している物件の部屋や共有部分に住宅用火災警報器を用意してください。
天井タイプや壁タイプなど設置タイプもさまざまありますので、適切なものを選んで設置しましょう。
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間取り・専有面積 | 1R・18㎡ |
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成約家賃/管理費 | 47,000円 /5,000円 |
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工事の特徴
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物件情報
住所 | 滋賀県草津市 |
---|---|
築年数 | 24年 |
間取り・専有面積 | 2LDK・60㎡ |
相場家賃/管理費 | 66,000円/6,000円 |
成約家賃/管理費 | 72,000円/6,000円 |
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