※1:2017年10月から2023年6月まで、施工から5年後までの入居率100%<自社調べ>
※2:令和3年 第13回 リノベーション甲子園 優勝、令和4年 第14回 リノベーション甲子園 優勝」
賃貸オーナーが知っておくべき!賃貸物件で民泊事業が行われ問題となった事例
最終更新日:2023年03月20日
賃貸物件は使用してあらゆる事業を行うことができますが、その中で民泊事業も行うときには、注意が必要になります。
賃貸オーナーは、契約した相手がどんな目的で使用するかも含めてよく確認しなければいけません。
契約時にきちんとチェックしておかないと、差し押さえなどの大きなトラブルにもつながりかねないため、借りている側はもちろん賃貸オーナーも十分に理解を深めましょう。
賃貸物件を使って「民泊事業」の営業ができる?
民泊事業は、自宅などの生活スペースを保有している人であれば、比較的気軽にチャレンジできる事業の一つと言えます。
しかし、だからと言って「今、借りている賃貸アパートやマンションを使って民泊をはじめよう!」と考えたとしても、なかなか現実的ではありません。
というのも、一般的に賃貸物件の賃貸借契約では「物件を借りた人が、さらに他の人に貸してはいけない」というような条件が示されています。
例えば、物件は賃貸オーナーのものであるのに、物件を借りている人が勝手に「この物件、◯万円で貸すよ」と他の人に又貸ししていたら、賃貸オーナーとしては困りますよね。
同じように民泊を営業するときも、その物件の生活スペースを一泊二日や二泊三日という時間ではあるものの、他の人に貸すこととなります。
そのため、賃貸物件をほかの人に貸してはいけないという契約をしていれば、民泊営業は契約を破る違反行為となるのです。
そのほかにも「居住以外の目的で本物件を使用してはいけない」というような契約を結んでいたのであれば、そもそも事業で使うことはできません。
民泊事業に限らず、あらゆる事業に使用することができないのです。
民法612条でも、「賃借人による賃借権の無断譲渡及び無断転貸」を禁止する項目がありますので、法律上も認められないでしょう。
特区民泊が許可される地域も存在する
一般的には民泊事業ができないケースでも、「国家戦略特別区域法」に基づき、旅館業法の特例が認められるケースもあります。
これは、賃貸借契約に基づいて一定期間以上使用させ外国人観光客を受け入れるための民泊事業のことです。
特区民泊は、東京都大田区ほか、大阪など一部の地域に指定されています。
指定された特区民泊では、事業者と宿泊利用者とのあいだに「賃貸借契約及びこれに付随する契約」(国家戦略特別区域法13条1項)が締結されます。
この契約では「貸主及び転貸人の転貸の承諾を得る」ことによって、民泊事業で利用できるようになります。
つまり、賃貸オーナーが「民泊事業の許可を出していますよ」と承諾していることを明記した書類を出すことによって、事業の許可がおりるのです。
もちろん賃貸オーナーの許可がない場合のは、例え該当地域であっても賃貸住宅で民泊事業をすると無断転貸だと考えられます。
その場合には、賃貸借契約の解除事由にもなりうるでしょう。
賃貸物件で民泊事業を行なったことによる差止め事例もある
過去には、アパートやマンションなどの賃貸物件で民泊事業を行なったことで、賃貸オーナー側とのトラブルになったケースも実際にあります。
アパートやマンションの契約内容で民泊事業の実施ができないにもかかわらず、密やかに民泊事業が行われていたために「民泊事業の停止」さらに「不法行為を理由とする損害賠償請求」が行われたというケースです。
このケースのは判決では、こうした民泊営業が旅館業法違反にあたることが指摘されました。
さらに「住居以外の用途に使用してはいけない」「不特定多数が利用する宿泊施設等としての使用してはいけない」といった条件もあったために、これらの違反にもあたると判断されたのです。
このケースでは、最終的に50万円の損害賠償請求が認められました。
さらに、同様の違法となる民泊事業を続けていたケースで、弁護士費用として100万円近い費用の支払いが命じられたケースもあります。
事業の差止めだけでなく、損害賠償請求や弁護士費用請求が叶うケースもあるのです。
賃貸物件で民泊事業を行うには?
このようなケースを考えると、賃貸物件での民泊営業はできない……とイメージするかもしれません。
しかし前述のような特区民泊や、住宅宿泊事業であれば「やってはいけない」というわけではないのです。
住宅宿泊事業は、民泊新法とも呼ばれています。
前述のように住宅宿泊事業を行うときにも、「賃貸オーナーが住宅宿泊事業に承諾している」という内容をまとめ書類として提出すれば、許可を得ることができます。
この書類を提出していないと、賃貸物件での民泊事業が認められません。
逆に言えば、賃貸オーナーの承諾書類が確認できないのならば無断転貸として処理されるでしょう。
承諾しないままにこのような事業が行われていたのであれば、賃貸オーナーは賃貸借契約の解除事由を主張できると考えられます。
まとめ
民泊事業は、飲食などほかの事業と違い独自のルールがさまざまあることも相まって、賃貸物件で気軽にはじめられるものではありません。
契約の際、条件をきちんと提示しておけばトラブルを避けられますので、契約書の見直しをしてみましょう。
万が一、無断での民泊営業が発覚したときにも、どのような契約を行なっているかによって賃貸オーナーが賠償請求できることもあります。
こんなお悩み、解決します!
マンション経営を取りまく環境は
年々厳しくなっています。
-
空室期間が
長くなってきた -
年々家賃が
下がっている -
リフォーム後も
入居が決まらない -
賃貸専門のリノベ
業者を探している
入居サポート×リノベーションで空室を埋める
自信があります!
最速で成約を獲得するための
入居サポート
SUPPORT
- 01工事着手後、完成イメージパースですぐに仲介活動開始!
- 02全国で探せる賃貸物件専門サイト『リノステナビ』に登録!
- 03週1回の入居募集や清掃巡回入居が決まるまで継続!
資産価値の高い
リノベーション
RENOVATION
- 01市場調査に基づくデザイナーズルーム家賃が上がるお部屋に!
- 02表層改修と設備交換の組み合わせ費用対効果が高い!
デザイナーズルーム
とは?
家賃が高くても住みたい部屋を選ぶ物件思考の入居者をターゲットにすることで、築古物件や駅から遠い物件でも、入居が決まる部屋づくりを提案します。供給過剰状態にある賃貸市場においては、競争のすくない市場で勝負することが大切です。
お喜びの声をいただいています!
空室リノベーション
成功事例!
1室あたり12,000円の家賃アップが実現しました!
宇治市 T様、Y様親子
入退去を重ねるうちに価値が下がり低家賃となっていたお部屋をリノベーション。他の部屋よりも高い家賃設定でもすぐに入居が決まった。それぞれ異なるデザインプランで作った10室は現在満室状態が続いている。
工事の特徴
- 3点ユニット→風呂・トイレ別
- 室内洗濯機置き場新設
- ミニキッチン→コンパクトキッチン
- カウンターやオープンクローゼットを設置
物件情報
住所 | 京都府宇治市 |
---|---|
築年数 | 32年 |
間取り・専有面積 | 1R・18㎡ |
相場家賃/管理費 | 35,000円/5,000円 |
成約家賃/管理費 | 47,000円 /5,000円 |
入居率20%だったマンションが満室に!
京都市 N様
5室中空室だった4室を若いファミリーをターゲットにリノベーション。交換が不要な設備はそのまま使用することで工事費を抑制したが、無事入居付けに成功。
退去があった後もすぐに次の入居が決まり、 高稼働率を保ったまま運営を続けている。
工事の特徴
- 間取り変更なし
- アクセントクロスでイメージチェンジ
- 洗面台交換
- 押入れをクローゼット化
物件情報
住所 | 滋賀県草津市 |
---|---|
築年数 | 24年 |
間取り・専有面積 | 2LDK・60㎡ |
相場家賃/管理費 | 66,000円/6,000円 |
成約家賃/管理費 | 72,000円/6,000円 |
プランニングから施工・入居付けまで
ワンストップ
サポート!
『入居が決まる』『稼働率が上がる』お部屋づくりの流れをお伝えします。
-
01
マーケティング調査・
プラン提案お問い合わせ・ヒアリング後、物件周辺エリアの分析やライバル物件の調査を行います。周辺物件との差別化に必要な項目を確認し、最適なリノベーションプランを立案します。
-
02
収支シミュレーションリノベーション後の収支シミュレーションを行います。適切な家賃設定と工事内容で、投資損のない「入居が決まる」お部屋を提案し、オーナー様の経営をサポートします。
-
03
リノベーション工事提案に納得いただけましたら、工事に入ります。生活スタイルに合わせた間取りの変更や、適切な設備の入れ替えにより、「暮らしたい」お部屋に生まれ変わらせます。
\ 安心の施工品質と経営基盤 /
1950年創業の地域ゼネコンとして培ってきた技術力と経験で、高品質な施工を実現します。安定した経営基盤を軸に、オーナー様のビジネスパートナーとして末永いお付き合いをさせていただきます。
-
04
入居サポート・成約入居付けまでを一貫してサポートいたします。イメージパースを活用し、工事再開後すぐに募集活動をスタート。仲介店舗・管理会社との協力により、早期成約を実現いたします。
\ 退去後もお任せください /
入居が決まって終わりではありません。数年後、もし退去があった場合には速やかに再募集活動を実施し、満室状態の継続をサポート。ずっと安心してお任せいただけます。
改善のポイントがわかる!
賃貸リノベーション
事例
賃貸リノベーション・リフォーム事例
入居率・空室率改善事例
もっと見るよくあるご質問
-
Q家賃設定の相談は可能ですか?
A周辺物件の相場家賃調査、仲介業者からの聞き取りを行い、適正な家賃設定をサポートいたします。
-
Q費用はどのくらいかかりますか?
Aリノベーションから入居サポートまで含めたパッケージ価格となっており、平米5~7万円に設備交換費用を加えた金額が目安となります。(物件の現状・間取りによって変わりますので、お見積もりを提出させていただきます)
-
Q家賃保証はありますか?
A家賃保証付きリノベーションのプランもご用意しております。1室単位でも可能ですので、お気軽にご相談ください。(※保証付きプランの場合、デザインや家賃設定は当社から提示させて頂きます)
-
Q関東に住んでいますが、滋賀・京都に所有しているマンションについて相談可能ですか?
A遠方の方もお気軽にご相談ください。オーナー様の代わりに物件や周辺環境の現状確認含め対応させていただきます。オンラインでのお打ち合わせも可能です。