※1:2017年10月から2023年6月まで、施工から5年後までの入居率100%<自社調べ>
※2:令和3年 第13回 リノベーション甲子園 優勝、令和4年 第14回 リノベーション甲子園 優勝」
賃貸物件に火災警報器は必須?設置義務を無視するとどうなる?
最終更新日:2023年06月20日
賃貸オーナーは、賃貸物件に必要な設備を設置していない場合にオーナーとしての義務を果たしていないとして問題視されるケースがあります。
災害時の対策となる設備や装置については、不十分な状態で災害が起きたとき、賃貸オーナーの責任を問われてしまうため注意しましょう。
今回は特に、火災放置設備や火災警報器の設置義務について解説していきます。
賃貸オーナーが知っておきたい自動火災報知設備・住宅用火災警報器の基礎
賃貸物件を経営するにあたって、どれほど賃貸オーナーが注意していても起きてしまう可能性がある……と言えるトラブルのひとつが「火災」です。
入居者の自室内で発生してしまう火災は、できるなら未然に防ぎたいものではありますが、賃貸オーナーとしては「起こりうること」という前提で構えておくことも大切です。
そして、実際に火災が起きてしまったときに素早く感知し、対応するためには火災報知器が必要不可欠です。
火災による熱や煙を自動で感知する火災報知器は、異常事態には警報を鳴らしいち早く知らせてくれます。
火災報知器と一言で言っても「自動火災報知設備」と「住宅用火災警報器」という種類の違いがあるため、設置の際にはその点にも着目しましょう。
自動火災報知設備とは、火災の気配を感知したとき、一旦受信機に信号を送り、それによって警報などを鳴らす設備です。
そのため、設置に当たっては配線工事をしなければいけません。
自動火災報知設備は、主に面積500m2以上の建物に対し、設置義務があります。
それに対して住宅用火災警報器は、その名の通り一般的な住宅で使うことを目的とし、工事不要で簡単に取り付けられる警報器です。
こちらの場合は火災の気配を感知したとき、感知器そのものが警報を鳴らします。
どちらの火災警報器が良いか検討した上で、利用するものを決めたら業者へ連絡し、設置の手続きを行いましょう。
工事が不要な警報器であれば、購入したのち自分で取り付けても構いません。
賃貸オーナーは賃貸物件に火災警報器を設置する義務がある!
2006年の消防法改正によって、火災警報器の設置が義務化されました。
対象となるのは、一般的な戸建て、アパートやマンション、店舗兼住宅といったすべての住宅です。
当然、賃貸物件も例外ではありません。
これにより賃貸オーナーは、経営する賃貸物件において火災警報器を設置する義務が求められています。
万が一、経営している賃貸物件で火災が発生し、その際に火災警報器を設置していないことが発覚した……というケースでは、賃貸オーナーの責任が問われます。
もしも亡くなってしまった人がいれば、その責任はことさら重大なものとなるでしょう。
火災を発生させないことももちろん重要ですが、万が一発生してしまったとしてもリスクを最小限に抑えるための準備が必要不可欠です。
賃貸物件に火災警報器を設置していなかった場合には罪に問われる?
上記のように「設置義務がある」という言い方をすると、「もし設置しなかったら、どうなってしまうの?」と不安を覚えてしまいますよね。
前述のように、火災警報器には設置義務がある一方で、設置していなかった時になんらかの罰則があるわけではありません。
もちろん、罰則がないなら設置しなくても良いというわけではなく、くりかえしになりますが万が一火事が発生すれば賃貸オーナーが責任を追及されてしまいます。
さらに、場合によっては火災が起きた時に火災保険の適用がされないこともあります。
火災保険では「適用外となる条件」という項目が設定されています。
そこに「火災警報器を設置していない場合」というような条件が書かれているのであれば、せっかく火災保険に加入していたとしても、万が一の時に使えなくなってしまうのです。
詳細はどのような保険を利用するのか、またどのような契約をしているのかによっても変わりますので確認しておきましょう。
火災警報器を設置した後にやるべきこと
無事に火災警報器を設置したからと言って、それで終わりとしてはいけません。
必ず、実際に火災警報器が作動しているか確認しましょう。
確認する方法は、製品ごとに違います。
製品に付属されているひもを引っ張る、ボタンを押すなどの方法で実際の警報音を鳴らすことができますから、試してみてください。
また、点検は設置直後だけでなく、必要な時にきちんと鳴るか確認するためにも定期的に行いましょう。
できれば年に2回程度のペースで実施するのが理想です。
その際には入居者に前々から周知してもらった上で、タイミングを決めて点検してください。
火災警報器の寿命はおおむね10年程度と言われているため、10年ほど経過したら交換を検討しましょう。
さらに火災警報器は、設置後に設置届を提出しなければいけない場合があります。
設置届は自治体によって、必要な場合と不要な場合があるので事前に確認することをおすすめします。
まとめ
万が一の火事の際、火災警報器があったことで逃げ遅れずに済んだ……というケースも決して少なくないからこそ、火災警報器の設置は必要不可欠です。
義務化されているとは言え設置していない場合の罰則などはありませんが、もし火事がきっかけで死亡事故などが発生すれば、賃貸オーナーの責任となります。
必ず設置するとともに、定期的な点検や交換によって常に安心して使える状態を構築しましょう。
こんなお悩み、解決します!
マンション経営を取りまく環境は
年々厳しくなっています。
-
空室期間が
長くなってきた -
年々家賃が
下がっている -
リフォーム後も
入居が決まらない -
賃貸専門のリノベ
業者を探している
入居サポート×リノベーションで空室を埋める
自信があります!
最速で成約を獲得するための
入居サポート
SUPPORT
- 01工事着手後、完成イメージパースですぐに仲介活動開始!
- 02全国で探せる賃貸物件専門サイト『リノステナビ』に登録!
- 03週1回の入居募集や清掃巡回入居が決まるまで継続!
資産価値の高い
リノベーション
RENOVATION
- 01市場調査に基づくデザイナーズルーム家賃が上がるお部屋に!
- 02表層改修と設備交換の組み合わせ費用対効果が高い!
デザイナーズルーム
とは?
家賃が高くても住みたい部屋を選ぶ物件思考の入居者をターゲットにすることで、築古物件や駅から遠い物件でも、入居が決まる部屋づくりを提案します。供給過剰状態にある賃貸市場においては、競争のすくない市場で勝負することが大切です。
お喜びの声をいただいています!
空室リノベーション
成功事例!
1室あたり12,000円の家賃アップが実現しました!
宇治市 T様、Y様親子
入退去を重ねるうちに価値が下がり低家賃となっていたお部屋をリノベーション。他の部屋よりも高い家賃設定でもすぐに入居が決まった。それぞれ異なるデザインプランで作った10室は現在満室状態が続いている。
工事の特徴
- 3点ユニット→風呂・トイレ別
- 室内洗濯機置き場新設
- ミニキッチン→コンパクトキッチン
- カウンターやオープンクローゼットを設置
物件情報
住所 | 京都府宇治市 |
---|---|
築年数 | 32年 |
間取り・専有面積 | 1R・18㎡ |
相場家賃/管理費 | 35,000円/5,000円 |
成約家賃/管理費 | 47,000円 /5,000円 |
入居率20%だったマンションが満室に!
京都市 N様
5室中空室だった4室を若いファミリーをターゲットにリノベーション。交換が不要な設備はそのまま使用することで工事費を抑制したが、無事入居付けに成功。
退去があった後もすぐに次の入居が決まり、 高稼働率を保ったまま運営を続けている。
工事の特徴
- 間取り変更なし
- アクセントクロスでイメージチェンジ
- 洗面台交換
- 押入れをクローゼット化
物件情報
住所 | 滋賀県草津市 |
---|---|
築年数 | 24年 |
間取り・専有面積 | 2LDK・60㎡ |
相場家賃/管理費 | 66,000円/6,000円 |
成約家賃/管理費 | 72,000円/6,000円 |
プランニングから施工・入居付けまで
ワンストップ
サポート!
『入居が決まる』『稼働率が上がる』お部屋づくりの流れをお伝えします。
-
01
マーケティング調査・
プラン提案お問い合わせ・ヒアリング後、物件周辺エリアの分析やライバル物件の調査を行います。周辺物件との差別化に必要な項目を確認し、最適なリノベーションプランを立案します。
-
02
収支シミュレーションリノベーション後の収支シミュレーションを行います。適切な家賃設定と工事内容で、投資損のない「入居が決まる」お部屋を提案し、オーナー様の経営をサポートします。
-
03
リノベーション工事提案に納得いただけましたら、工事に入ります。生活スタイルに合わせた間取りの変更や、適切な設備の入れ替えにより、「暮らしたい」お部屋に生まれ変わらせます。
\ 安心の施工品質と経営基盤 /
1950年創業の地域ゼネコンとして培ってきた技術力と経験で、高品質な施工を実現します。安定した経営基盤を軸に、オーナー様のビジネスパートナーとして末永いお付き合いをさせていただきます。
-
04
入居サポート・成約入居付けまでを一貫してサポートいたします。イメージパースを活用し、工事再開後すぐに募集活動をスタート。仲介店舗・管理会社との協力により、早期成約を実現いたします。
\ 退去後もお任せください /
入居が決まって終わりではありません。数年後、もし退去があった場合には速やかに再募集活動を実施し、満室状態の継続をサポート。ずっと安心してお任せいただけます。
改善のポイントがわかる!
賃貸リノベーション
事例
賃貸リノベーション・リフォーム事例
入居率・空室率改善事例
もっと見るよくあるご質問
-
Q家賃設定の相談は可能ですか?
A周辺物件の相場家賃調査、仲介業者からの聞き取りを行い、適正な家賃設定をサポートいたします。
-
Q費用はどのくらいかかりますか?
Aリノベーションから入居サポートまで含めたパッケージ価格となっており、平米5~7万円に設備交換費用を加えた金額が目安となります。(物件の現状・間取りによって変わりますので、お見積もりを提出させていただきます)
-
Q家賃保証はありますか?
A家賃保証付きリノベーションのプランもご用意しております。1室単位でも可能ですので、お気軽にご相談ください。(※保証付きプランの場合、デザインや家賃設定は当社から提示させて頂きます)
-
Q関東に住んでいますが、滋賀・京都に所有しているマンションについて相談可能ですか?
A遠方の方もお気軽にご相談ください。オーナー様の代わりに物件や周辺環境の現状確認含め対応させていただきます。オンラインでのお打ち合わせも可能です。