ワンルームマンションを売却するときに注意すること！知らないと損するかも…… - 滋賀・京都で賃貸マンションアパートのリノベーション・リフォームならSAWAMURA

最終更新日:2023年08月31日

ワンルームマンションを売却を計画しはじめた時、やらなければいけない手続きが多く混乱してしまう人もいるでしょう。

まずは一つひとつ計画を立て、進めていかなければいけません。

ワンルームマンションの売却を検討しているとき意識したいことや、注意点をご紹介していきます。

• 1 ワンルームマンションを売る前に確認しておくこと
• 2 同じマンションの売却状況を確認することも大切
• 3 必要経費についてきちんと理解する
• 4 不動産の取扱いで注意したい「囲い込み」
• 5 まとめ

ワンルームマンションを売る前に確認しておくこと

ワンルームマンションを手放すにあたっては、適切なタイミングを見極めなければいけません。

例えば、住宅ローンで購入した物件であれば現在のローン状況を確認する必要があります。

住宅ローンで購入した物件には「抵当権」という権利が与えられています。

この抵当権がある限りは、オーナーが売却を希望したとしてもマンションを売却することができません。

住宅ローンの残高をチェックし、マンションの売却予定価格と照らし合わせてみましょう。

そしてワンルームマンションの売却にあたって、非常に重要なのが業者選びです。

例えば、不動産仲介会社を活用する人も多いのではないでしょうか。

その際には「媒介契約」と呼ばれる契約を不動産会社と結び、買い手を探してもらうこととなります。

この媒介契約についても、さまざまな種類があり特徴が異なるので十分注意が必要です。

また、不動産仲介業者ではなく不動産買取業者に依頼するという方法もあります。

不動産買取業者は、仲介会社と違い「買い手を見つける」のではなく、業者自体が「買い手になってくれる」という特徴があります。

「なかなか買い手がつかない」という状態を避けられる一方で、売却価格については交渉がしにくく、価格が安くなりやすい点には注意してください。

不動産仲介業者は買い手が見つかるまでに時間がかかることもありますが、売却価格の交渉はしやすいのが魅力です。

「今すぐ売らなければいけない」という状態でなければ良い条件を提示してくれるかもしれません。

もちろん、どちらの業者の中にも良い業者、問題のある業者がありますので、しっかり見極めてください。

同じマンションの売却状況を確認することも大切

アパートやマンションの売却に最適なタイミングを見極めることは、非常に重要です。

例えば、似たようなタイプの物件が売却されている場合、そちらと比較されてしまいます。

特に「同じマンションの別の部屋」となると、買い手の目線もよりシビアになります。

築年数はもちろん間取りなども全く同じであれば、やはり安い方を選びたいと考えるでしょう。

そのため、物件を売りに出した直後により安い金額で別の部屋を売りに出す……というような、同じマンション内での値段競争が起こることもあります。

この状態では高い方の部屋は買い手が見つかりづらく、安い方の部屋は相場よりも安い金額に安ってしまうなど、どちらにもデメリットが発生してしまいます。

別の部屋が売りに出されている時には、少し時間を置きながら様子を見ることも大切です。

必要経費についてきちんと理解する

ワンルームマンションを売却するにあたって「売却金額＝自分の懐に入る金額」と考えてしまう人もいるでしょう。

しかし実際は、そうではありません。

売却にあたっては、まず準備の段階で仲介手数料や抵当権抹消費用などの費用がかかります。

さらに登録免許税や譲渡所得税といった税金も無視できません。

これらの費用を引いた金額が、売却後に受け取れる金額となります。

そのため諸経費をきちんと見極めた上で売却金額とのバランスを考えないと「思ったより利益が少ない」という状態になりかねません。

ちなみに譲渡所得税は、物件の所有期間によって変わります。

5年未満であるか、そうでないかによって税率は大きく変化することから、タイミングを見極めることも大切です。

不動産の取扱いで注意したい「囲い込み」

囲い込みとは、不動産仲介業者に売却依頼をした物件について、自社の利益にするために故意に買い手を受け入れない行為のことです。

例えば物件に関心を持っている人が、他の不動産会社へ相談したとします。

その不動産会社は、契約中の不動産仲介業者へ連絡し、物件についての詳細や物件案内の希望を求めるでしょう。

その時に「すでに買い手が決まっている、問い合わせがあった」などと嘘をついて断ることを囲い込みと言います。

これは、不動産仲介会社が売主からも買い手からも手数料を取り自分の利益にしたいがために行う行為です。

違法とは言い難いからこそ、囲い込みを行っている業者は少なからずあります。

こうした状態が続くと、高く買ってくれる希望者をむげに扱うことにもなりかねません。

賃貸オーナーの「できるだけ高く売却したい」という希望も届きにくくなるでしょう。

結果としてスムーズな売却が進みにくくなるので、信頼できる業者選びが非常に重要です。

まとめ

マンション売却に関する知識が不十分だと、売却金額をそのまま受け取れるなどの勘違いが起こってしまいます。

まずは正しい知識を身につけ、必要になる経費やローンの状況を確認してから売却の計画を立てましょう。

納得のいく売却を実現するためには、信頼できる業者選びも必要不可欠ですので色んな業者を比較することを忘れないようにしてください。