20代単身者に選ばれる賃貸物件を経営しよう！喜ばれる設備や物件選びで重視される点とは？ - 滋賀・京都で賃貸マンションアパートのリノベーション・リフォームならSAWAMURA

最終更新日:2023年08月31日

アパートやマンションの経営にあたって、入居者のペルソナを考えることは欠かせません。

せっかくなら、狙った層に「魅力的」と思われるような物件を展開したいものですよね。

そこで今回は「20代の単身者」に注目し、物件事情を解説していきます。

• 1 20代の単身者へ向けた物件展開を検討しよう
• 2 20代単身者が部屋探しで重視するポイントとは？
• 3 20代単身者獲得のため取り入れたい設備とは？
• 4 賃貸物件で「ここはちょっと……」と思われてしまうポイントは？
• 5 まとめ

20代の単身者へ向けた物件展開を検討しよう

20代となると、学生でも社会人でも親元を離れる人が多くなります。

このくらいの年齢で、はじめての一人暮らしを経験する人もいるでしょう。

この世代に人気なのはやはり単身者向けのアパートやマンションです。

ワンルームや1K、1DKなど、比較的小さめの物件であっても、単身者であれば十分問題なく暮らせるということも多いでしょう。

年齢を重ねていくうちにパートナーや家族と生活を共にする人も増えていくからこそ、20代単身者に喜ばれる設備やサービスを展開することで人気の高い物件目指せます。

かといって、豪華な設備をやたらに取り入れた物件で、家賃が高くなりすぎてはやはり入居希望者は望みにくいでしょう。

単身者向けの物件の家賃は、だいたい5万～7万円台が主流となります。

もちろん地域ごとの特徴も踏まえて変わります。

20代単身者が部屋探しで重視するポイントとは？

「生活空間は心地よいものがいい」「使いやすい設備がある物件を選びたい」

このような考えから、部屋探しではさまざまな条件を踏まえて納得のいく物件を探す人が多いものです。

その時、それぞれに重視するポイントは変わるものです。

その中でも多くの人が意識するのが「立地」です。

駅に近い、大学に近い、スーパーなどの店舗が近い、バス停に近い、治安がいいなど、立地をもとに物件を選ぶ人も少なくありません。

立地の優れた物件であれば、家賃を周辺の相場価格よりも高くしても入居者を見つけやすくなるでしょう。

設備などの問題と違い、立地は後から変更することができないのが難点です。

その他、水回りの設備を強く意識する人も少なくありません。

特に「バス・トイレ別」という条件は、多くの人が重視しています。

都市部の一人暮らし物件では限られた面積を有効活用するためにユニットバスを取り入れることも多いですが、やはり好き嫌いが分かれる設備であることは理解しましょう。

さらに「セキュリティ面」もしっかり確認する人が多いようです。

人通りの多い大通りに近い物件に比べ、薄暗い路地や入り組んだ道の先にある物件はオートロックなどのセキュリティをより重視する必要があるでしょう。

20代単身者獲得のため取り入れたい設備とは？

先述のように「家賃」「立地」面で優れている物件は、それだけで人気を獲得しやすくなります。

反対にこれらのアドバンテージがない物件は、空室が目立ちやすくなることもあるでしょう。

そのような時、人気のある設備を取り入れることで物件の価値を向上することができます。

もし「現在の物件ではセキュリティ面が十分とはいえない」と感じているのであれば、オートロックや監視カメラなどを新たに導入してみましょう。

入居希望者にとってマイナスになりうる点がある物件でも、それ以上のプラスがあれば入居を希望する人が増えるはずです。

そのほかにも、浴室乾燥機や室内洗濯機置き場、給湯器、ウォシュレットなども人気の設備です。

すぐに全部取り入れるのは難しいと思いますが、少しずつ取り入れていくことで注目する人が増えていくでしょう。

賃貸物件で「ここはちょっと……」と思われてしまうポイントは？

賃貸物件を選ぶにあたって、内見などを通して最終決定をする人も多いでしょう。

その際「半ば決めるつもりで内見に来たら、気が変わってしまった」ということも十分あります。

そのような場合には、必ず理由があります。

◇日当たりが悪い
◇近隣や周辺環境が気になる
◇騒音や匂い問題が気になる
◇道路に面していて窓を開けられない
◇外壁が汚れている、はげているなど古びた印象がある
◇共用部が汚れている、不潔な印象がある

このような点が気になって、入居を諦める人は決して少なくありません。

周辺環境をどうにかするというのは賃貸オーナーといえども難しいと思いますが、例えば外壁の塗装や共用部の清掃はできるはずです。

専門業者に相談し、印象のいい物件の実現目指しましょう。

まとめ

一人暮らし物件の賃貸オーナーは、20代の単身者に人気のあるポイントを理解することによって、さらなる入居者獲得につながるでしょう。

多くの人が物件選びで重視するポイントには、家賃や立地、設備状況などが挙げられます。

さらに、内見の際にチェックされる外装や共用部の状態も、常に整えておくように意識したいものです。