大学入学をきっかけにした引越しはいつからはじめる？一人暮らし物件を展開するのに最適なタイミングは？ - 滋賀・京都で賃貸マンションアパートのリノベーション・リフォームならSAWAMURA

最終更新日:2023年09月25日

高校を卒業し、大学に入学するタイミングで初めての一人暮らしを経験する人は多いのではないでしょうか。

初めての一人暮らしでは、わからないことだらけで「気づいたら理想の物件がすべて埋まっていた」ということになってしまうかもしれません。

失敗しないよう早めに動き出す人も多いからこそ、賃貸オーナーも学生向けの展開を行うべきタイミングを理解しておきましょう。

• 1 大学入学で一人暮らしをするときの物件選びのタイミングとは？
• 2 一人暮らし物件契約の流れ
• 3 大学生向け一人暮らし物件の売り出し方
• 4 大学生に選ばれる物件づくりのポイント
• 5 まとめ

大学入学で一人暮らしをするときの物件選びのタイミングとは？

大学の合格通知が届いてから本格的な引っ越しとなりますが、実際のところスムーズな引っ越しを叶えるのなら入学が決まってから動き出すのでは遅いと言えるでしょう。

引っ越しの前、入居したいと思える物件を探す時間をしっかり取りたいと考える人も少なくありません。

そのため、大学生活を間近に控えた2〜3月頃から一人暮らしの物件を展開し出しても、多くの人の目には留まりにくくなってしまいます。

早めに合格が決まるケースであれば、12月や1月頃すでに物件も決まっている……ということもあるでしょう。

つまり、多くの学生が物件を具体的に絞り込んでいく時期はだいたい秋くらいと言えます。

賃貸オーナーが学生向けの一人暮らし物件を打ち出していくなら、春〜夏頃から積極的に動き出しても遅くありません。

オープンキャンパスに合わせ遠方から足を運ぶ人も増える時期ですから、しっかり計画を立てたいですね。

一人暮らし物件契約の流れ

大学進学を機に一人暮らし物件へ引っ越す場合、志望校を絞り込んだ段階でなんとなく住む場所についても目星をつける……という人も少なくありません。

もちろん書類手続きや支払いなどは大学が決まってから行いますが、遠方の人であればこれらは郵送やネットで行うこともあります。

しかし内見などに関しては、「できれば実際に足を運んでから行いたい」と考える人も多いでしょう。

そのため受験までの間に物件に目星をつけ、可能であれば内見などもした状態で受験結果を待ち、結果が出次第手続きや引っ越しを行う……という流れとなります。

受験結果が出てから引越しまでの間には、やらなければいけないことがたくさんあります。

転居届を出したり、荷物を梱包したり、慌ただしくなるでしょう。

もちろん大学側の準備も必要であり、大学に提出する資料の作成なども必要です。

場合によっては、数週間の間でこれらを全て行わなければいけません。

賃貸オーナーはこうした事情を汲み取り、現地に来れない人へも柔軟に対応することが大切です。

可能であれば、ネットを通じたリモート内見のシステムを整えることで多くの人へアピールできるでしょう。

大学生向け一人暮らし物件の売り出し方

引っ越しシーズンを迎え、ほかの競合物件と競り合う中で、自分の物件に優位性を持たせることは非常に重要です。

前述の通り、受験と引っ越しを間近に迎えた学生やその家族は慌ただしい中で物件を決定します。

複数の物件を見比べてじっくり考えることが難しい人も多いでしょう。

その中でも効果的に物件をアピールするためには、学生割引のように興味を持たれるサービスを用意することが大切です。

特におすすめなのが、大学と提携している地元の不動産会社や、大学の生協サイトに掲載してもらうことです。

これらを利用すれば、学生向けのピンポイントな展開が可能となります。

入居者の心理として「一般の方と違い、自分にだけ受けられるサービスがある」という状況は、非常に優位性が高い状況と言えるでしょう。

また、初めての一人暮らしで心配している学生にとっては「同じ物件に学生が住んでいる」ということも安心できる要素となります。

賃貸オーナーとしては、こうした点を強みとして積極的に打ち出すべきでしょう。

大学生に選ばれる物件づくりのポイント

初めての一人暮らしとなると、本人だけでなくご家族も心配していることが多いものです。

特に防犯面、安全性の問題は、多くの方が気にかけます。

大学生向けの物件を展開するのであれば、防犯設備を今一度見直してみましょう。

例えばオートロック、防犯カメラ、モニター付きインターフォンなどの設備があることで、親御さん目線でも「安心できる物件」となるはずです。

オートロックのような大掛かりな設備は導入が難しく感じられるかもしれませんが、例えば物件周りにライトを増やす程度なら手軽にできるでしょう。

物件周辺が明るいだけでも、人目につきやすくなるため犯罪の抑止力になるとされています。

エントランス、駐車場、駐輪場などにライトを設置することから対策を始めてみるのもいいかもしれません。

まとめ

大学進学をきっかけに一人暮らしを始める人は、手続きこそ年度末に集中しますが物件探しは早い段階から行なっていることが多い傾向にあります。

入試形態によっては秋頃に物件を決める人も多いため、賃貸オーナーはそうした人の目にも留まるよう働きかけましょう。

学生やそのご家族に喜ばれる設備やサービスを導入するなど、選ばれる工夫を取り入れることも非常に重要です。