社会人女性に喜ばれる賃貸物件の特徴とは？ターゲットを絞って効果的な空室対策を！ - 滋賀・京都で賃貸マンションアパートのリノベーション・リフォームならSAWAMURA

最終更新日:2023年09月25日

物件選びをする上で、多くの人が「便利な設備がある物件を選びたい」「同じ金額なら条件のいい物件を選びたい」と思うことでしょう。

賃貸オーナーは、競合物件と比べたときに選ばれる設備やサービスを導入することで、入居者を獲得することが大切です。

今回は特に「社会人女性」に注目し、選ばれる物件の特徴を解説していきましょう。

• 1 社会人女性向けの賃貸物件の特徴
• 2 内装や間取りもスタイリッシュなものに変更
• 3 防犯関連の設備を取り入れ安全性を向上
• 4 水回りの印象をよくすることで印象も激変
• 5 まとめ

社会人女性向けの賃貸物件の特徴

賃貸物件は「ファミリー向け」「単身者向け」というように、そこで暮らす人がどのような人か想定して展開することによって、より入居者をスムーズに獲得しやすくなります。

いわゆる「入居者ターゲット層」を明確にすることは、安定的な経営に必要不可欠です。

ターゲットを社会人女性に決めたのであれば、ターゲットに好まれる物件づくりを意識しましょう。

特に大事なのが、デザインです。

どれほど立地や賃料、間取りに魅力のある物件であっても、デザインがよくなければ選ばれません。

見た目の印象は非常に重要で「古臭い」「不潔感がある」という印象を持たれてしまえば、入居者を獲得するのは難しくなるでしょう。

まず、外観から意識することが重要です。

物件選びでは、外観の写真からチェックすることも少なくありません。

そのため外観からいかにも古そうであると、そもそも関心を持ってもらえない可能性があります。

経年劣化とともに外観の塗装がはがれているようなケースでは、きちんとメンテナンスをしてきれいな状態にしておきましょう。

内装や間取りもスタイリッシュなものに変更

注目すべきは外壁だけではありません。

もちろん内装についても、デザイン性を意識して好印象に繋げましょう。

デザイン性が格段にアップするポイントが、室内の壁紙です。

壁紙の一部を他のカラーやデザインに差し替える「アクセントクロス」と呼ばれるデザインは、内装をおしゃれな雰囲気に変えてくれます。

ワンルームなど、設備を入れられる箇所が限られている物件でも試せる方法ですから、ぜひ取り入れてみましょう。

さらに、和室の物件であればフローリングに張り替えるという方法もあります。

和室には和室の良さがあるものの、若い人であれば特にフローリングに馴染みのある人は少なくありません。

和室というだけでどうしてもどこか古い印象を受けやすいので、新しい雰囲気に蘇らせることも大切です。

ふすまなどがあれば外し、ドアタイプに変えたりすることでさらに新しい雰囲気となるでしょう。

防犯関連の設備を取り入れ安全性を向上

女性の入居者が重視するポイントとして、防犯、セキュリティ設備も外せません。

特に一人暮らしの人であれば、少しでも「どうかな？」「不安だな……」という点があった場合に、「この物件はやめておこう」と思われてしまいます。

例えば周辺が暗く人が少ない、不特定多数の人が出入りしやすいエントランスになっているなどの不安がある物件は、あまり人気の物件とは言いにくいでしょう。

さらに内見の際、郵便受けにチラシや広告が多い、ごみ置き場が汚れている、駐車場や駐輪場が暗いというような点を気にする人も少なくありません。

こうした条件に当てはまっていると、「治安が悪そう」とイメージされてしまうことが多いのです。

そのため日頃から共有部や周辺の清掃を心がけるとともに、防犯につながる設備を取り入れましょう。

◇オートロック
◇モニター付きインターフォン
◇防犯カメラ
◇人感センサーライトを設置する、増やす
◇覗き見防止シートや格子を設置する

もちろん、いきなり全ての設備を導入するのは現実的ではないでしょう。

その際には、ダミーカメラと「防犯カメラ作動中」の札など、抑止力になるものをうまく活用するのも一つの手です。

少しずつ設備を整えていくことで、空室対策につながるでしょう。

水回りの印象をよくすることで印象も激変

女性の入居者が気にしやすいポイントに、水回り設備もあります。

水回りが古かったり、汚れていたりしている物件はそれだけでどこか不潔な印象になってしまいます。

他に条件に合う物件がないケースならともかく「この物件がいい！」とは思われないでしょう。

トイレやお風呂、洗面台などの設備が古いのであれば、少しずつでも新しいものに差し替えると良いでしょう。

設備そのものがそれなりに新しいのであれば、より綺麗に、清潔に見せる工夫をするのも大切です。

せっかく設備が新しくとも、周辺環境がどこか古い印象ではイメージも悪くなってしまいます。

床や壁紙などを入れ替えることで、清潔感のある環境が実現するでしょう。

また、利便性を向上することも大切です。

荷物の増えやすい洗面所や洗濯スペースには、収納棚を設置することで内見などの際にも「生活しやすそう」とイメージしやすくなります。

置いておくと生活感が出てしまうアイテムや、毎日使うコスメ、ヘアケア関係アイテムなども、きちんとしまうことができ清潔な状態を保ちやすくなるでしょう。

まとめ

社会人女性をターゲットにした賃貸物件は、清潔感にこだわることが大切です。

防犯面やデザインに気を配り、好印象を与える部屋づくりを心がけましょう。

人気の設備はどんどん導入することも、空室対策につながりますよ。