換気扇は部屋を古い印象にする？レンジフードに交換することで空室対策＆家賃アップに！ - 滋賀・京都で賃貸マンションアパートのリノベーション・リフォームならSAWAMURA

最終更新日:2023年11月27日

アパートやマンションの必須設備である換気扇ですが、どうしても生活感が出てしまうものです。

特に年式の古い換気扇は、物件全体の印象をどこか古臭いものにしてしまい、内見の際にイメージダウンしてしまうことも。

内見に来た人を「こんな部屋に住みたい！」という気持ちにさせる、おしゃれな部屋づくりで空室対策につなげませんか？

• 1 空室がなかなか埋まらないのは「換気扇」のせい！？
• 2 換気扇とレンジフードはどのように違う？
• 3 レンジフードの種類とは？
• 4 換気扇をレンジフードに取り替えるメリット
• 5 換気扇をレンジフードに交換する方法とは？
• 6 まとめ

空室がなかなか埋まらないのは「換気扇」のせい！？

住居用の物件であれば、ほとんどの物件に備わっているキッチン、そして換気扇。

ないと困る設備というより、もはや「あって当たり前の設備」ですよね。

多くの物件に導入されていますが、その換気扇こそが物件の印象を変えてしまうこともあります。

換気扇は交換のタイミングが難しく、故障や明らかな不調がない限り「問題なく使えているから」とそのままにしてしまうことも少なくありません。

それゆえに、古い換気扇がいつまでも備え付けたままになり部屋全体の印象が古くなってしまうのです。

「悪い条件じゃないのに入居者が決まらない」「空室がなかなか埋まらない」

こういうとき、設備を新しくすることで印象ががらりと変わることはめずらしくありません。

そのひとつのきっかけとなるのが、新しいレンジフードなのです。

換気扇とレンジフードはどのように違う？

換気扇は、いわゆるプロペラファンと呼ばれる設備です。

古い換気扇の場合、青や黄のプロペラのようにカラーのものもあり目を引くでしょう。

本体は壁などに取り付けられ、室内の空気を外へ吐き出す役割をしてくれます。

プロペラの羽を回すことで空気の循環をうながし、室内にこもった空気をスムーズに排出します。

それに対してレンジフードは、比較的新しい設備です。

システムキッチンのような設備として、一体式で取り付けられており、プロペラ部分が目につかずスタイリッシュな見た目をしています。

しかしプロペラがないわけではなく、実際はいわゆる換気扇と同じように内部にプロペラがついています。

吸い込んだ空気は、ダクトを通して外部にまで吐き出されます。

換気扇に比べて本体は大きい傾向にあり、デザインも豊富に取り揃えられているのが特徴です。

種類についてもさまざまありますので、実際に取り付ける際には合うものを探しましょう。

レンジフードの種類とは？

レンジフードの一般的なタイプは「ブーツ型」あるいは「深型」と呼ばれるものです。

しっかりとした幅や深さが大きな特徴と言えるでしょう。

空気はもちろん、気になる臭いもキャッチしてくれるでしょう。

このタイプのレンジフードが設置しにくい環境であれば、「スリム型」や「フラット型」と呼ばれるレンジフードもおすすめです。

スリム型は厚みを抑えたシルエットのため、狭い環境に導入しても圧迫感を覚えにくいでしょう。

そしてフラット型は、レンジフードそのものの高さが抑えられています。

シンプルなレンジフードは、おしゃれですっきりとしたキッチンを叶えてくれます。

換気扇をレンジフードに取り替えるメリット

これまで換気扇を取り付けていた物件も、レンジフードに取り替えることによってこれまでよりもスタイリッシュな雰囲気になるでしょう。

デザイン性も向上し、キッチンの印象が大きく変わります。

必要に応じてコンロ周りなどの設備も取り換えれば、ますます印象が良くなるはずです。

すべての設備を交換するのが難しい場合でも、プロペラが見えている換気扇をそうでないレンジフードに変えるだけで、生活感を抑えることができます。

「きれいなところに住みたい」と考えている人にとって、家賃が多少高かったとしても価値のある設備と言えるでしょう。

賃貸オーナーは、家賃アップを検討してもいいかもしれません。

レンジフードは、デザイン性だけでなく機能性にも優れています。

しっかりとした換気機能を備えているため、室内の空気や匂いもきちんと排出してくれます。

料理によって充満する臭いも残りにくく、内装への影響も抑えられるでしょう。

換気扇をレンジフードに交換する方法とは？

レンジフードは、もともと換気扇のある位置に取り付けることで簡単に取り付けられるものがあります。

本体器具を交換するだけで、比較的簡単に取り付けられるでしょう。

しかし、現在換気扇がある位置とは違った場所にレンジフードを取り付けるとなると、また新たに壁にレンジフード用の穴を開けなければいけません。

同様に、現在換気扇のために空いている穴をふさぐ必要も出てきます。

その分、どうしても費用も高くなってしまうでしょう。

設置の際には業者へ確認し、しっかり見積もりを取ってもらいましょう。

ちなみに、換気扇からレンジフードへの交換について「自分でやってみよう」と考える賃貸オーナーもいるかもしれませんが、おすすめできません。

レンジフードは換気扇とはまったく違って重量があるため、DIYでの取り付けは危険です。

電気工事も必要になり、専門性が求められるためきちんと業者に依頼しましょう。

まとめ

換気扇は生活に必要不可欠な設備ですが、古い換気扇がそのままになっていると印象が悪くなってしまいます。

換気扇をレンジフードに取り替えるだけでも、印象がよくなりますから環境に合わせて最適なレンジフードの導入を検討してみましょう。

設置には技術が必要ですので、賃貸オーナー自ら行うのではなくきちんと業者に依頼することをおすすめします。