アパートやマンションのローン金利相場は？借り換えは損をする？賃貸オーナー向けのローン基礎知識 - 滋賀・京都で賃貸マンションアパートのリノベーション・リフォームならSAWAMURA

最終更新日:2023年12月25日

アパートやマンションを購入するにあたって、ローンを利用する人は多いでしょう。

そしてローン利用の際に、注意しなければいけないのが「金利」です。

最終的に支払う金額にも大きく関わるからこそ、今回の記事を参考に金利についてしっかり理解しておきましょう。

• 1 アパートやマンションのローン金利について知っておこう
• 2 アパートやマンションのローン金利相場は？
• 3 低金利のアパートローンを組むために知っておきたいこと
• 4 アパートやマンションのローンの金利に関する注意点
• 5 まとめ

アパートやマンションのローン金利について知っておこう

アパートやマンションの購入に際してローンを利用する時には、金利の基礎知識が必要不可欠です。

金利とは、ローンを組んだ際に金融機関へ余分に支払う利息、またその割合のことです。

ローンにはさまざまな種類がありますが、金利が高いローンであれば、その分最終的に支払うべき金額も大きくなります。

低金利のローンを契約できれば利息の割合も減り、最終的な返済額も少なく済みます。

金利には変動型と固定型という二つの種類があります。

変動金利とは、その名の通り変動する金利であり、経済の状況や金融市場の動きによって変わっていきます。

そのため契約段階では低金利であったとしても、途中で金利が上昇することもあります。

そのため、広い視野で金利見通しを考える必要があるでしょう。

固定金利の場合は、完済まで契約したタイミングの金利のままであることが特徴です。

金利が変わらないことから、返済計画も立てやすくなるでしょう。

一方で、その後金利が低下しても、変動金利と違って高い金利を払い続けることになるため、場合によっては損をしたように感じるかもしれません。

アパートやマンションのローン金利相場は？

ローンの金利は、どこでローンを組むかによっても変わります。

大手都市銀行のメガバンクの場合、店頭でローンを組んだ時の金利は2%台が相場と言えるでしょう。

しかし条件次第ではさらに低金利となるケースも多く、1.5％ほどまで変わることもありますので、よく調べておくことが大切です。

さらに地域密着型の信用金庫や信用組合も、だいたい2%ほどが相場と言えます。

地域密着型の金融機関は、融資できる地域が決まっている点に注意しましょう。

地方銀行となるとさらに幅が広くなり、1％台の場合もあれば3％台の場合もあるため、よく確認してください。

日本政策金融公庫のアパートローンであれば、1.2から2%台ほどが相場となります。

低金利のアパートローンを組むために知っておきたいこと

せっかくなら、低金利のローンを組みたいですよね。

条件のいいローンを受けるためには、複数のローン内容を見比べる必要があります。

ひとつの情報だけで決めてしまうと、後から「損した！」と気づく可能性も。

早い段階から広い視野を持って絞り込んでいくことで、総合的な判断ができるようになります。

あわせて、経験豊富な建築会社や不動産会社へ依頼することも重要です。

建築会社や不動産会社は、豊富な経験からローンについても知識を持ち合わせています。

購入時、相談することで適切な金融機関を紹介してもらえるでしょう。

建築会社と提携し、低金利のローンを展開している金融機関もあります。

こうした知識を活用し紹介してもらうことで、お得にローンを組める可能性も高くなるでしょう。

ローン以外にも、例えば条件にあった助成金や支援金を受け取れる可能性もあります。

自分ひとりでは気づかなかった資金繰りの解決策についても、提案してもらえるかもしれません。

さまざまな人の協力を経て情報を得た上で、ローンシュミレーターなども活用しながら、計画を立ててみましょう。

アパートやマンションのローンの金利に関する注意点

アパートローンを利用する際には、なによりも「しっかり情報を集める」ということが大切になります。

知識不足の状態では、損をする可能性が高くなってしまいます。

ローンの特徴、金利の相場、そして賃貸経営をはじめるにあたって不可欠な資金計画や賃貸事業計画についてもよく調べ計画しましょう。

十分に調べ切らず、ローンを契約してからほかに低金利なローンを見つけたときには、借り換えを検討することもあるでしょう。

しかし一般的に、借り換えは避けた方がよいとされています。

低金利のローンに借り換えれば利息を支払う額が減る……と思ってしまいますが、その分もともと利用していた金融機関との信頼関係が崩れてしまいます。

これから先、その金融機関からの融資を受けられなくなってしまうこともあるのです。

長い目で見ると損失が大きいことから、軽い気持ちで借り換えをするのはおすすめできません。

まとめ

アパートやマンションの購入時には、ローンについてよく調べ、低金利なローンを見つけることが大切です。

そのためにはしっかりと下調べを行い、必要に応じて建築会社や不動産会社へも相談しながら最適なローンを探しましょう。

契約後に借り換えを行うと、長い目で見たときに損をする可能性が高いことから事実によく比較し納得のいく形で契約することが大切です。