※1:2017年10月から2023年6月まで、施工から5年後までの入居率100%<自社調べ>
※2:令和3年 第13回 リノベーション甲子園 優勝、令和4年 第14回 リノベーション甲子園 優勝」
リフォーム費用は「減価償却」で計上!賃貸オーナーが覚えておきたい耐用年数や計算の仕方
最終更新日:2023年12月25日
賃貸物件を経営している賃貸オーナーが知っておくべき「減価償却」。
「なんとなく理解してはいる」という人でも、曖昧になっている部分や確認しないと不安な部分もあるかもしれません。
減価償却にまつわる基礎知識を、この機会にチェックしてみませんか?
はじめに確認しておきたい「減価償却」とは?
減価償却とは、マンションやアパートのような固定資産を購入した場合に、その時の費用を数年に分けて計上することです。
マンションやアパートといった資産は、取得のためにかかった費用を経費として計上できます。
しかし、一括で経費としてしまうと「購入したその年は経費の金額が大きくなり、それ以降は大幅に激減する」という状態になってしまいます。
こうした状態を防ぐため、減価償却によって経費を複数年にわたって計上していくのです。
この仕組みが使用できるのは、住宅などのように年々価値が減少していく資産だけです。
建物は使っていくうちに価値が減っていきますが、土地そのものは価値が変わるわけではありません。
そのため土地は減価償却の対象にはならず、建物だけが対象となるのです。
減価償却の算出方法は、建物そのものの耐用年数で変わります。
建物の構造が鉄筋なのか木造なのかといったポイントによっても、耐用年数は変わり減価償却の算出方法も変化します。
減価償却の算出に必要な「耐用年数」とは?
減価償却の算出にあたって必要な耐用年数とは、簡単に説明すると建物などの資産が使用できる期間のことです。
この耐用年数は、賃貸オーナーや不動産会社などが決定するのではなく、第三者機関によって審査され、国によって定められます。
国税庁のホームページには、耐用年数の詳細について記載されていますので一度確認してみると良いでしょう。
例えば鉄筋コンクリート造の建物であれば耐用年数は47年、木造や合成樹脂造の耐用年数は22年、木骨モルタル造の耐用年数は20年とされています。
ちなみに耐用年数は、構造だけで決定するわけではありません。
例えば、これまでに建物のリフォームをしていると、耐用年数が変わります。
ちょっとした傷の補修程度であれば関係ありませんが、大規模なリフォームやリノベーションを行っている場合には、新築と同じように新しく減価償却を行います。
つまり、リフォームやリノベーションをすればまた減価償却を計算し直すことになるのです。
一般的に経費は分散させた方が節税につながるとされていますので、参考にしましょう。
減価償却の対象になるリフォーム、リノベーションとは?
前述のように、減価償却の対象になるかどうかはリフォームやリノベーションの内容によって変わります。
減価償却が必要になるかどうか判断するにあたっては、リフォームやリノベーションの費用が「資本的支出」と「修繕費」のどちらになるかがポイントです。
資本的支出とは、建物そのものの価値や耐久性を高めるために行うリフォームの費用です。
「現在壊れているものを修理する」というような費用ではなく、建物そのものの価値向上に関わるというのがポイントです。
金額については、20万円以上であることが基準となります。
それに対して修繕費とは、建物の原状回復のために使用するリフォーム費用です。
修繕費は、工事費用が20万円以下であることも条件になります。
ただし特例として、3年以内の周期でコンスタントに行っている修繕は20万円以上でも修繕費扱いになりますので注意してください。
リフォーム費用を減価償却するときの計算方法
資本的支出となるリフォーム費用の減価償却は、「定額法」と「定率法」という計算方法で算出します。
このとき、外装塗装をはじめ壁や天井にかかわる工事、断熱工事のように、建物そのものに関わるリフォームは「定額法」によって計算します。
それに対して、照明やエアコンなどの建物内設備の場合には建物付随設備として扱います。
建物付随設備となる部分を計上するときは定額法・定率法のどちらで計算しても構いません。
定額法の場合、毎年同じ金額を計上していきます。
計算方法は「リフォームやリノベーションにかかった費用×定額法の耐用年数に応じた償却率」です。
償却率は、国税庁のホームページから確認できますので参考にしましょう。
それに対して、定率法では「(リフォーム費用-償却累計額)×定率法の耐用年数に応じた償却率」で計算します。
こちらも、償却率は国税庁のホームページに記載されています。
資金繰りなどの理由から、なるべく早く経費を手元に戻したいときには定率法で計上すると良いでしょう。
まとめ
賃貸オーナーは、減価償却について正しく理解することによって、物件経営に必要な経費を賢く計上できるようになります。
減価償却を計算する上では耐用年数なども重要なポイントとなりますので、国税庁のホームページを確認してみましょう。
建物の価値を高めるためにも、タイミングを見極めながらリフォームやリノベーションを検討してみましょう。
こんなお悩み、解決します!
マンション経営を取りまく環境は
年々厳しくなっています。
-
空室期間が
長くなってきた -
年々家賃が
下がっている -
リフォーム後も
入居が決まらない -
賃貸専門のリノベ
業者を探している
入居サポート×リノベーションで空室を埋める
自信があります!
最速で成約を獲得するための
入居サポート
SUPPORT
- 01工事着手後、完成イメージパースですぐに仲介活動開始!
- 02全国で探せる賃貸物件専門サイト『リノステナビ』に登録!
- 03週1回の入居募集や清掃巡回入居が決まるまで継続!
資産価値の高い
リノベーション
RENOVATION
- 01市場調査に基づくデザイナーズルーム家賃が上がるお部屋に!
- 02表層改修と設備交換の組み合わせ費用対効果が高い!
デザイナーズルーム
とは?
家賃が高くても住みたい部屋を選ぶ物件思考の入居者をターゲットにすることで、築古物件や駅から遠い物件でも、入居が決まる部屋づくりを提案します。供給過剰状態にある賃貸市場においては、競争のすくない市場で勝負することが大切です。
お喜びの声をいただいています!
空室リノベーション
成功事例!
1室あたり12,000円の家賃アップが実現しました!
宇治市 T様、Y様親子
入退去を重ねるうちに価値が下がり低家賃となっていたお部屋をリノベーション。他の部屋よりも高い家賃設定でもすぐに入居が決まった。それぞれ異なるデザインプランで作った10室は現在満室状態が続いている。
工事の特徴
- 3点ユニット→風呂・トイレ別
- 室内洗濯機置き場新設
- ミニキッチン→コンパクトキッチン
- カウンターやオープンクローゼットを設置
物件情報
住所 | 京都府宇治市 |
---|---|
築年数 | 32年 |
間取り・専有面積 | 1R・18㎡ |
相場家賃/管理費 | 35,000円/5,000円 |
成約家賃/管理費 | 47,000円 /5,000円 |
入居率20%だったマンションが満室に!
京都市 N様
5室中空室だった4室を若いファミリーをターゲットにリノベーション。交換が不要な設備はそのまま使用することで工事費を抑制したが、無事入居付けに成功。
退去があった後もすぐに次の入居が決まり、 高稼働率を保ったまま運営を続けている。
工事の特徴
- 間取り変更なし
- アクセントクロスでイメージチェンジ
- 洗面台交換
- 押入れをクローゼット化
物件情報
住所 | 滋賀県草津市 |
---|---|
築年数 | 24年 |
間取り・専有面積 | 2LDK・60㎡ |
相場家賃/管理費 | 66,000円/6,000円 |
成約家賃/管理費 | 72,000円/6,000円 |
プランニングから施工・入居付けまで
ワンストップ
サポート!
『入居が決まる』『稼働率が上がる』お部屋づくりの流れをお伝えします。
-
01
マーケティング調査・
プラン提案お問い合わせ・ヒアリング後、物件周辺エリアの分析やライバル物件の調査を行います。周辺物件との差別化に必要な項目を確認し、最適なリノベーションプランを立案します。
-
02
収支シミュレーションリノベーション後の収支シミュレーションを行います。適切な家賃設定と工事内容で、投資損のない「入居が決まる」お部屋を提案し、オーナー様の経営をサポートします。
-
03
リノベーション工事提案に納得いただけましたら、工事に入ります。生活スタイルに合わせた間取りの変更や、適切な設備の入れ替えにより、「暮らしたい」お部屋に生まれ変わらせます。
\ 安心の施工品質と経営基盤 /
1950年創業の地域ゼネコンとして培ってきた技術力と経験で、高品質な施工を実現します。安定した経営基盤を軸に、オーナー様のビジネスパートナーとして末永いお付き合いをさせていただきます。
-
04
入居サポート・成約入居付けまでを一貫してサポートいたします。イメージパースを活用し、工事再開後すぐに募集活動をスタート。仲介店舗・管理会社との協力により、早期成約を実現いたします。
\ 退去後もお任せください /
入居が決まって終わりではありません。数年後、もし退去があった場合には速やかに再募集活動を実施し、満室状態の継続をサポート。ずっと安心してお任せいただけます。
改善のポイントがわかる!
賃貸リノベーション
事例
賃貸リノベーション・リフォーム事例
入居率・空室率改善事例
もっと見るよくあるご質問
-
Q家賃設定の相談は可能ですか?
A周辺物件の相場家賃調査、仲介業者からの聞き取りを行い、適正な家賃設定をサポートいたします。
-
Q費用はどのくらいかかりますか?
Aリノベーションから入居サポートまで含めたパッケージ価格となっており、平米5~7万円に設備交換費用を加えた金額が目安となります。(物件の現状・間取りによって変わりますので、お見積もりを提出させていただきます)
-
Q家賃保証はありますか?
A家賃保証付きリノベーションのプランもご用意しております。1室単位でも可能ですので、お気軽にご相談ください。(※保証付きプランの場合、デザインや家賃設定は当社から提示させて頂きます)
-
Q関東に住んでいますが、滋賀・京都に所有しているマンションについて相談可能ですか?
A遠方の方もお気軽にご相談ください。オーナー様の代わりに物件や周辺環境の現状確認含め対応させていただきます。オンラインでのお打ち合わせも可能です。