マンションの印象を劇的に変え入居者の心をつかむ「エントランス設備」のおすすめ - 滋賀・京都で賃貸マンションアパートのリノベーション・リフォームならSAWAMURA

最終更新日:2021年04月23日

賃貸アパートやマンションの価値を決めるポイントのひとつに「エントランスの印象」があります。

多くの人が行き来し、入居を検討している人も必ず通りがかるエントランスは、物件全体の雰囲気やイメージを決定づけることもめずらしくありません。

物件の価値を向上するためにはマンションのエントランスにどんな設備やサービスを取り入れればよいのか、ご紹介していきましょう。

• 1 マンションエントランスの役割とは？
• 2 セキュリティ関連の設備
• 3 コンシェルジュサービス
• 4 ロビーの設備
• 5 宅配ボックス
• 6 まとめ

マンションエントランスの役割とは？

マンションの入り口部分であるエントランスは、いわば「マンションの顔」です。

どれほど室内の設備にこだわっている物件であっても、エントランスが暗く汚ければ、どうしてもいいイメージにはなりません。

反対に、エントランスに高級感や清潔感が感じられれば、おのずとマンションのイメージもよくなるでしょう。

そのため多くのマンションでは、エントランスに好印象を与えるデザインや素材を取り入れています。

ダウンライトなどの落ち着いた照明を取り入れて上品な雰囲気を演出したり、反対に大きな窓から光の差し込む作りにした明るい雰囲気にしたり、観葉植物を置いて緑を飾ってナチュラルなイメージを演出したりと、マンションによって展開の仕方は異なります。

ちょっとした工夫でマンション全体のイメージを向上させ価値を上げることにもつながるからこそ、オーナーはエントランスの設備や機能には十分こだわるべきでしょう。

続いては具体的に、好印象なエントランスを作るために検討したい設備やサービスについて解説していきます。

セキュリティ関連の設備

エントランスの役割のひとつとして、不審者がいた場合にも気軽に内部まで入れないようにする「防犯面の強化」が期待されています。

特にオートロック、入口やエレベーターホールに設置される防犯カメラなどは、セキュリティ対策のための定番設備と言えるでしょう。

中でもオートロックは近年ますます「あって当たり前」と言える存在になっており、理想に近い物件でも「オートロックがない」というだけで入居をためらう人も少なくありません。

入居者にとっては「あれば安心できる設備」と言えるので、ぜひ取り入れるべきでしょう。

一方で「セキュリティ対策は問題ないけれど、出入りがしにくい」という状態では、日常生活の中に不便を覚えてしまいます。

例えば、マンションだけでなくホテルの入口にも採用されやすい自動ドアが人気を集めているのは、ベビーカーや車いすを利用する人にも使いやすいためです。

セキュリティ対策と利便性、どちらもこだわるべきでしょう。

コンシェルジュサービス

近年増えているのが、コンシュルジュサービスを備えたマンションです。

コンシュルジュサービスとは、ホテルのフロントのようにマンションのエントランスにコンシェルジュが待機しており、住人にさまざまなサービスを提供してくれるサービスです。

例えば「タクシーを呼んでほしい」、「クリーニングなどの業者を利用した際の受け取りをしてほしい」といった依頼をお願いできます。

また、コンシュルジュがいることは、無人の時間を減らすことから防犯にもつながります。

常に入口に人がいれば不審者も近寄りがたく、空き巣なども入りにくくなるでしょう。

マンションによってコンシェルジュの滞在時間は異なりますが、24時間体制の場合は夜間も安心できます。

ロビーの設備

エントランスホールにソファー、テーブル、チェアなどが設置してあれば、住民がゆったりとくつろぐことができるようになります。

例えば「家の前までタクシーや迎えの車に来てもらうとき、寒さ・暑さの気になる野外で待ちたくない」というケースでも、ロビーがあればゆっくり座って待機できます。

さらに来客があったときの簡単な応対、住民同士の交流、一時的な待ち合わせにも使えるでしょう。

しっかりとしたロビーを作るにはそれなりの広さが必要になりますが、簡単なテーブルとチェアがあるだけでも印象は変わるはずです。

その際には家具や照明のグレードにも注目しましょう。

高級感のあるデザインの家具類を選べば、ホテルのようなラグジュアリーな印象になります。

宅配ボックス

コロナ禍で、ますますネット通販などの需要が高まる中、問題になりやすいのが配達物の受け取り方法ではないでしょうか。

「対面で受け取るのは避けたい」という人や、「不在の時間が長いので、決まった時間に受け取れない」という人もいるでしょう。

そんなとき、宅配ボックスがあれば、時間に関係なく荷物の受け取りができます。

再配達の必要がなくなり、今や「ないと困る」という人も多いものだからこそ、ぜひ取り入れたい設備と言えます。

すべての部屋の分を確保するとなるとスペースが必要になりますが、設置の優先順位は高いでしょう。

まとめ

マンションのエントランスは、入居を決める際に多くの人が確認するポイントです。

常にきれいな状態を保つとともに、人気のある設備を取り入れることで好印象につなげましょう。

防犯カメラや宅配ボックスといった設備のほか、ロビーの拡張、コンシェルジュの設置など、どのような内容なら現実的に導入できそうか、この機会に考えてみてはいかがでしょうか。